大統領選に合わせたラインナップにまんまと乗ってたな、と思いつつ、12月の選挙に向けていろいろと考えさせられる面白くていい映画だったな~と個人的には思いました。
ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女(ドラマ)
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/101774/
アメリカのすべてを好きなわけでは決してないけれど、自分たちが建国した国であるという自負をもっているひとたちのつよさってこれか~ と。
そんな国にあっても、「自分は不勉強で権利を貪り、義務を怠った(投票にすらいかなかった)」という一般選挙人としてのバド(ケビンコスナー)のスピーチにぐっときました。
うっかり担ぎ出されたけどボロがでちゃうペイリンさんも、すごく努力してたんだなぁと。ちょっと勘違いが過ぎたということ、器ではなかったということにご本人が気づいてなかっただけで。お疲れさま。
さて、この国はどうなんでしょう。
託す相手を見極めようにも、テレビ番組の討論番組なんて学級会レベルで目も当てられませんし、公約は学級目標レベル。
相手の言うことをきちんと聴いて、的確な質問をして、自分の主張を魅力的にアピールする というトレーニングは受けてないひとたちなんでしょうね、いまの○○屋さんたちって。
自分の言いたいことだけを勝手に言ってるだけ。なんも伝わってこないですよ、残念ながら。
選挙権をもっているひとは「うまい話には裏がある」と、考えましょう。リソース(ひとものかね)には無制限にあるわけではないので、振り分けるときにトレードオフ(何かを手に入れるためには何かを失う)が生じるのは当然のことでしょう。誰に対してもいい顔をしているのはうそつきのばらまきでしかないでしょ?
ともあれ私は自分なりの基準で、自分の権利を行使して、義務を果たしたいと思います。
日曜は予定がありますが、期限前投票、ちゃんとします!