永井先生は大学ベンチャーANBASの代表でもいらっしゃいます。
「香りの効果なんて、プラシーボ(偽薬)効果だろうと思っていたけれど、そうではなかった!」という香りフェチをぐっとつかんでくださるお言葉!
そのあとで、さりげなく、さまざまな開発品を紹介されていましたが・・・^^;
香りと自律神経の変化について、目に見えるデータとして見せてくださって、大変興味深かったです。
あまりに学術的過ぎて、一般から参加された方々はどうだったんだろう・・・
香りの主要成分を取り出した試薬と自然の香りそのままの精油とで比較して、効果が出ているのはこの成分だ とおっしゃられていたのは、ホリスティックな精油と、化学的に合成された有効成分とが同等とおっしゃりたかったのかな?アロマテラピーで言われている相互作用はどうなのかな?
香りの「刺激」という意味では、同じととらえていらっしゃるのかもしれませんね。
あ~、試薬と嗅ぎ比べをしてみたい!
リナロール、酢酸リナリル、1,8-シネオール、カンファー、リモネン、αピネンなどの単品を少量ずつ、精油と嗅ぎ比べセットなんてどうですか、生活の木さま。
お医者様が健幸についてアドバイスされるのは、結局、動物として生きるためにごく当たり前のことです。
ことに、サーカディアンリズム(体内時計)を整えること、適度に運動すること、バランスよく食べること。
この辺はトリートメントをするセラピストも同じですよね。生活習慣について、よくお話をお聞かせいただくところから始めます。
足し算ばかりのケアから、引き算のケアでシンプルに。
そ・し・て、香りのダイエット効果については・・・
身体は生き残るために、自律神経を駆使して、太りやすいようにできている。
痩せるにはまず運動!と言われました。そりゃそうだ、わかっているけど・・・ですよねぇ。
大きな骨格筋を動かすようにすると効率がよさそうです。
大きな筋肉ってどこだろう?そう思われた方は、ぜひ、本屋さんでこどもにもわかりやすいようなからだのしくみ事典のようなものを立ち読みしてみることをお勧めします^^
せっかくなら、脳神経系についてもわかりやすくまとめられているのがいいですね。
いかに人間の身体がけなげにバランスをとろうと働いているかがわかると、いのちがいとおしくなります。