タイトルに惹かれて、図書館で手に取りました。
ぱらぱらとめくり、「これは立ち読みですませるものではない!」と直感して借りました。
そしてひさしぶりに風呂で音読をしながら
・・・泣いてしまいました。
絵本を紹介している本なのですが、文章だけで説明されているだけに「どんな絵が繰り広げられているのだろう」と想像することでも、胸が締め付けられます。
「大人たちこそ絵本を」・・・同感です。
傷ついたとき、打ちひしがれたとき。
シンプルなことばと、あたたかな絵で喪失感から【生きなおす力】になってくれる、そっと寄り添ってくれる、そんな絵本を見つける道しるべになってくれそうです。
あとがきには「大人のための絵本 ケアする人、ケアされる人のために」という文章がありました。ハンドアロマ活動や、傾聴活動に興味をお持ちの方にも、ぜひお勧めしたいと思います。