(再掲載)
校長先生のご了解を得て、校名を明記して再掲載いたします。
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いきさつ
2015年6月のAEAJ復興支援ボランティアに参加後、とある夏の昼下がり。
ご一緒したAEAJ小池さんから突然の電話。
「長岡市の公立高校から、香育の依頼がありました。長岡と聞いて、真っ先にさのさんが思い浮かんだんですが、引き受けてもらえますか?」
「は、はひっ」
そこからおよそ半年でついに迎えたこの日。
10月に高校に伺って、担当の先生方とお打ち合わせをさせていただき、計画を練りに練って、12月7日(月)午後の2コマを担当しました。
授業当日を振り返る
対象の生徒様は高校3年生。選択科目「生活と福祉」の一環としての開催です。こころづよい助っ人、AEAJアロマテラピーインストラクターnoraさんにもご一緒していただき、ホワイトボードに今日の流れと、右側には解説用図解スペースを空けて準備。
教育実習とも、いつものスクール運営とも違う、緊張感で臨みました。
18人の生徒さんと、3人の先生、なななんと校長先生もご同席くださいました!
5種類の香り体験
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チームでテーマ(目的・なってほしいイメージ)を決めて、香りをブレンド
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地域のお年寄りに贈るお守り袋に入れるための、香りのバスソルトづくり
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アンケート・授業終了
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後日、お守り袋を手縫いして、バスソルトを入れて贈る
という流れで行いました。
香り体験は、やはりなじみのあるオレンジスイートが一番人気でした。
それ以外の反応はちょっと微妙?な感じでした。普段の生活に合成香料がなじんでいるのかもしれませんね。
それでも終了後のアンケートの自由記載には、この授業で体験して好きになった香りもあったようでホッとしましたし、自然豊かなこの土地で暮らしている子どもならではの感性も感じられました。
本当に貴重な体験をさせていただきました。とても嬉しかったです。
ご一緒したみなさま、本当にありがとうございました!
オンリーワンスクールをスローガンに、福祉教育に熱心な新潟県立栃尾高等学校。
栃尾は大槌町の震災瓦礫処理を通じて、東北復興支援とも縁が深い場所。
この香りのお守り袋が、横浜から発信されるアロマ定期便プロジェクトで、東北の仮設住宅に、つながります!
詳しくは後のレポートで!
今後のために~私の反省点
- 伝えたいことは簡潔に、もっとそぎ落とす。
- 先生の意図はもちろん、対象となる高校生の興味の対象も知る。
- 学校のこと、その土地のことを知る。
- ひとりひとりに目配り、声掛けをする。
- 自分の頭の中だけで完結させない。サポートしてくれる方たちにどんどんアウトプットしてフィードバックを受ける。
- 手伝ってほしいことの指示は明確に伝える。
- 必要な書類はできるだけ前倒しして用意しておく。(思いついたらすぐ済ませる!)
シリーズ、続きます。