AEAJ認定アロマセラピスト aromaiccaさのです。
AEAJ認定スクールで、アロマハンドトリートメント資格対応コースを運営しています。
受講者には、ケーススタディ10例体験していただくことを推奨しています。
ひとりのひとを10回やりこむのもいいけれど、
できればいろんな方のお手を借りて、
ひとの手の多様性を感じてみていただきたいなぁ と願っています。
「練習させていただけませんか?」って言い出す勇気も、きっとコミュニケーションのきっかけだったり、なにか自分の中に勝手に作っている殻みたいなものを突き破るきっかけになると思うのです。
年明けに修了生のSさんから、ケーススタディレポートを受け取りました。
回数を経るごとに、手順は慣れてくるけれど、
季節の移り変わりや、
ひとの肌の状態の変化、
手のボリュームの違い、
に格闘し、多様性に気づくさまが、ありありと伝わってきました。
ご協力くださったご家族、同僚のかた、ありがとうございました!
Sさんご本人の了承を得て、本人の感想を一部書き起こしてご紹介します。
「」内がSさんの感想、
⇒がわたしの、個人的なコメントです。というわけで、本日は
ケーススタディ公開フィードバック!
1回目「テキストを見ながらで時間がかかりました。」
⇒そうなんです!最初は標準の倍くらい、時間がかかるんです。
自信のなさだったり、必要以外のところで気を使いすぎて時間をとったりしてしまうんです。わたしもそうだったから、わかります!でも慣れて調整できるようになります♪ささっとすませるところと、そうでないところの見極めがついてきます。
3回目「足も手と同様の手順で行ってみました。足にも効くようです。」
⇒そう!いいところに気づいてくださいました。
授業の時に、もともと人間も4つ足動物だったのだから、構造的には似ている。だから最も繊細な手のトリートメントを学ぶと、足にも応用できる ということをお伝えしたのを覚えていて、チャレンジしてくださったのですね!嬉しいです。
4回目「人によって使用するオイル量が異なり、難しいです。」
⇒そうなんです!肌質(乾燥しているか、汗ばんでいるか)、腕のボリュームによってもずいぶん違います。多すぎた時にどうする、足りないと感じた時にどうする、というのをあらかじめ決めておくと、あわてずに済みますね。
5回目「加圧加減が難しいと改めて感じました。」
⇒「もう少し力強くして」と言われたときは…相原由花先生によるとどういう意味でしたっけ?とはいえ、体格・年齢・肌の状態から、適量刺激を見極めるのは大事なポイントですね。
7回目「施術させていただいているこちらも気持ちがよいです。」
⇒そう!幸せホルモン オキシトシンは、施術者側のほうにより多く出ているらしいのです♪ハンドトリートメントって、幸せのお福わけ、熱交換システム なんですよ~
8回目「施術中の会話も大切なコミュニケーションです。」
⇒傾聴に徹する、よい聴き手になると、家族円満にも役立ちそう^^
セラピストになっているときは、「家族」「友達」「仕事仲間」などの役割や枠を超えて、ひとりの人間として向き合う時間のような気がしています。(私の個人的な感想です)
9回目「乾燥が気になる季節にも喜ばれます。」
⇒あかぎれやささくれができてから、じゃなくて、できにくいような肌づくりにも、ハンドトリートメント、役に立ちますね。簡単なセルフトリートメントのやり方もお伝えすると喜ばれます。
10回目「施術する私の手が少し冷たかったようです。」
⇒冬は、手が冷えますものね~
最初に自分のウォーミングアップを兼ねて、セルフトリートメントしてから臨んだり、ハンドバス(手浴)してみるのもいいですね。
クライアントさんの手がほてっている場合は、「ひんやりした手が逆に気持ちいい」とおっしゃってくださることもあります。(なぐさめかな?)
そんなときは、「温めさせてくださってありがとうございます」ってお声かけもします。トリートメントするうちに、熱が平衡状態になって、ふたりの体温が同じに感じられるのも、わたしの大好きな瞬間です。
トリートメント方法の引き出しをたくさん持ちましょう。
精油を加えてみたり、植物油(キャリアオイル)のみで行ってみたり、オイルをつかわなかったり、市販のトリートメントオイルを買ってみたり。
香りのあるなし、であったり、植物油の種類によっても、いろいろ楽しめるハンドトリートメント。
いま、目の前のその方に、どんなトリートメントがしっくりくるか。
経験を積んで、お互いがここちよい時間を提供できるセラピストでありたい。
わたしは、そう思っています。
かおりとタッチで、やさしいコミュニケーション。
やってみたいかた、まずはここからはじめてみませんか?