【文字起こし】ローズマリー：アロマテラピー検定1級精油のプロフィール#16＠stand.fm(2021.3.30収録分） - 大人の学び直し・リカレント学習にアロマテラピー～知って・わかって・役に立つ！抗わないエイジング

学びのバリアフリーを目指す、アロマテラピースクールまいかです。

2021.3.30のstand.fmトークをブログにします。

stand.fm

こんにちは、かおり旅チャンネルにようこそ。

アロマテラピースクールまいかです。

今日は30種の精油のプロフィールの第16回ローズマリーです。

ローズマリーという植物。

ご存知の方も多いかもしれません。

ちょっとおしゃれな手の込んだレストランに行くと、肉料理の上に、ハーブが載っていたりするのを見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

あとはお庭に植えてらっしゃる方も、私の近所ではお見受けします。

馴染みやすい植物なのかなと思って見ています。

このローズマリー、

原料植物名、ローズマリー、

別名マンネンロウといいます。

科名はシソ科

そして低い木低木です。

主な精油の抽出部位は葉

抽出法は水蒸気蒸留法です。

このローズマリー、

古くからよく使われていますので、いろいろと逸話があります。

まず、学名にrosmarinusということばが入っているのですけれども、このロスマリヌスというのは、ラテン語で海のしずくを意味します。

それから聖母マリアが青いマントを、ローズマリーの木にかけたところ、花が青色に変わったことから、この木をマリア様のバラと呼ぶようになったという伝説もあります。

さらに、アロマテラピーの歴史のところでも出てきますけれども、ハンガリアンウォーターというハーブチンキの原料であったり、

あとは文学作品。

シェイクスピアのハムレットに出てきます。

サイモン&ガーファンクルのスカボローフェアって歌の中で

♪パセリ、セージ、ローズマリー、タイム♪って入ってるんですよね。

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そんな感じでとにかくいろいろな逸話があるくらい、馴染みがある植物なんだなということです。

精油についてですけれども、

清涼感のあるスッととした、ちょっと強い香りがしますね。

このローズマリーという精油はケモタイプがある精油です。

カンファータイプ、シネオールタイプ、ベルベノンタイプと三つあります。
ケモタイプについてはアロマテラピー検定1級テキストにも書いてあります。

具体的に言うと土地・天候・標高などによって、同じ学名でも含まれる成分すなわち香りが違ってくるということなんですね。

化学種とも言います。

含まれる成分が違っていて香りも違っていれば使う目的も違ってきます。

というようなことがある植物なんです。

ローズマリーの精油、ちょっと前に認知症予防にとかっていうので、話題になったこともありました。

あとは集中力を増すからっていうので、受験生とかお母さんとかが、使ったりするのはあると聞くんですけれども、

この香りが嫌な人にとってはそれはストレスにしかならないので。ストレスかかると、脳の働き良くないですよね。

なので、「これは〇〇にいいから」っていうふうに押し付けがちかもしれないんですけども、そこはちょっと引いて、「好きなのか嫌いなのか」っていうのを確認しながら、心地よい香りでリフレッシュして、いろいろ取り組んでいただけるといいなと思っています。

アロマテラピー検定もそうですね、勉強のときにローズマリーを香らせてってやっているのが、知らず知らずにストレスになって、その香りを嗅いだときに嫌～な記憶しか残ってない。感情記憶っていつまでも残るものなので、それはちょっと悲しいし残念だと思うので、素敵な思い出が作れるようにしていただけたらなと思います。

香りの印象についてば、ぜひ皆さんご自身で言語化してまとめてみてください。

私のローズマリーの印象は一言で言うと、動物のお医者さんに出てくる菅原教授みたいな方です。

存在感のある紳士、ジェントルマンな佇まい。イギリスの三つ揃いスーツのかたです。

今日ちょっと長くなりました。

かおり旅はローズマリーでした。
それではまた。

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