おとなの学びなおしをご一緒に、アロマテラピースクールまいかです。
Fundamental Chemistry(2018, Tisserand Institute)と
精油の安全性ガイド第2版に基づくオンライン講座(2023, Aromatherii)修了生です。
ローズマリーケモタイプ3種
アロマテラピー検定やインストラクター講義で「ローズマリーには、シネオール、カンファー、ベルベノンの3種がある」と聞いたことがあるのではないでしょうか。
これ決して、それぞれの成分が主成分になっている、とか、その成分がケモタイプ(ctと略されることが多いです)にのみ含まれているとか、そういう意味ではないです。
(と10年前の自分に語り掛けるわたし)
実際に成分表から比較表を作成してみました。
フロリハナさんはオンラインで成分表を公開されています。しかもかなり微量成分まで。下記表では、微量成分はかなり省略しています。ご了承ください。
どうご覧になりますか?
1,8-シネオールは、シネオールctでは50%近くですが、カンファーctにも20%ベルベノンctにも6%含まれています。
カンファーも、ベルベノンも、含まれる割合こそ違うけれど、各ケモタイプに含まれています。
ベルベノンctは、ベルベノンを含む…とはいえ5%程度、想像より多くありませんでした。ほかのケモタイプと比べて目を引いたのは、むしろαピネン、エステル類の多さでした。
そのあたりが、ベルベノンctが「ツンとこない」「柔らかい」と感じるゆえんなのではないでしょうか。
ケトン類は神経毒性がある?!
「ケトン類には神経毒性があるので、要注意!」と習いませんでしたか?
なのにベルベノンは肌にいい、と推奨されているけど大丈夫なのかしら、と私思っていました。ベルベノンもケトン類ですから。
ケトン類のお話はまた別の機会に。
*参考資料*
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