「プロフェッショナル」という言葉からどんなイメージを持ちますか?
一目置かれるビジネスパーソン、やり手、切れ者、意欲的、向上心、カリスマ性・・・なんというか、ガツガツしたイメージで、ここのところずっと遠ざけてきた言葉でした。
でも昨日のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」はちょっと違った。
取り上げられていたのは病院の院内学級の先生。
病気の子供たちの気持ちを濃やかに気遣い、上から引っ張り上げるのではなく、温かく持ち上げて、そうっとそばにいて、支え、寄り添っている。
子供の頑なだった心がふっと緩んでやわらかい笑顔になったときの、先生の嬉しそうな顔ったら!
先生自身も運動が好きなのに運動できない身体になって自分の将来に悩んだり、自分で異動願を出したものの院内学級の現場に「自分にいったい何ができるのか」と自分の無力さに立ちすくんだこともあったとか。
見ながら何回鼻をかんだことか。(いま書いていても思い出して涙が出ます)
ああ、もう長々書いて何を伝えたいのか私。そう、まだ見てない方はぜひ再放送を見てほしい!
こんなにも穏やかで温かく力強いプロフェッショナルもいらっしゃるのです。
そして、「あたりまえ」が当たり前でない、と改めて感謝する気持ちで胸がいっぱいになります。
関連して・・・
「海街diary」(吉田秋生)にも「子供であることを奪われた子供ほど哀しいものはない」っていうフレーズがあったっけ。院内学級の話も。こちらもとっても味わい深く、しみじみオススメです。
このストーリーはこちら↓とさりげなくリンクしてます。
そういえば私、吉田秋生、大好きなのです。Banana Fishの頃から・・・
少女漫画っぽくないところがよかったのかな。気がついたら相方が全巻持ってたし。