図書館で借りて読み始めています。
右肩上がり神話が崩壊している今、身に染みる。
今の延長線上に未来が見えない。そんな時代。
とても気に入ったフレーズがあったので書きだします。
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人間はまた、死に向かって降りていく存在でもあるのだから、
だからこそ、人間らしさを損なう不必要なものを無理に身に着けることをせず、
淡々と、ありのままを生きていく、
そして悩みを回避するのではなく、悩みを悩みとして受け入れる。
私たちは、そういう事実をどこかに置き去りにして、ただ向上しよう
なにかをとり入れよう、改善しようという営みをやり続けている。
そういう意味では、深い生き方とはあいいれない、背伸びした社会や人生のイメージを持っているんですね。
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…この本にたどりついたきっかけはなんだったか。
そうだ、武田鉄矢さん主演の映画の紹介記事からずっと気にしていたんだな~
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110607/220531/?rt=nocnt
本がそのまま映画になった というわけではなさそうですが、
放映もDVDにもならない というこの映画に、いつかめぐりあってみたいです。