学びのバリアフリーを目指す、アロマテラピースクールまいかです。
2021.4.9のstand.fmトークをブログにします。
こんにちは。かおり旅チャンネルへようこそ。アロマテラピースクールまいかです。
精油のプロフィール30種、今日は26回目。ベンゾインです。
ベンゾイン、名前聞いたことある方いらっしゃるでしょうか。
でも香りを嗅いだら、絶対書いたことのある香りです。
私はこの香りを嗅いだとき、「バニラアイスの香りだ!」って思いました。
植物データです。
原料植物名が、アンソクコウノキ。
別名アンソクコウジュ
科名はエゴノキ科
東南アジア原産で、熱帯林に生育する高木。
樹皮に切り込みを入れると、その傷口から、とろっと粘性のある樹脂が出てきて、
それが固まったものを採取しています。
写真で見ると、ちょっと黒っぽいゴロゴロした塊ですね。
続いて、それらを抽出した精油についての情報です。
別名アンソクコウ
主な抽出部位は樹脂
樹脂から抽出する精油って、前も出てきましたね。覚えてますか?
思い出してみてくださいね。
さて、揮発性有機溶剤抽出法といえば、花の精油がありましたね。何でしたっけ。思い出してみましょう。
揮発性有機溶剤抽出法からは、アブソリュートと、レジノイドというものが、最終生成物製品がありますが、ベンゾインの場合はレジノイドです。
アブソリュートとレジノイドの違いって、何でしたっけ。
思い出せない方は、検定公式テキストの20ページ
揮発性有機溶剤抽出法について復習をしましょう。
精油について
香りは、バニラのような甘い香りがします。
やはり粘性(粘り気)が強いです。ですからゆっくり落ちてくるのを待ちます。
香りが重いです。そして、一滴の重さ自体も重いです。
粘性が高くて扱いにくいということから、あらかじめ使いやすいように、
10%濃度くらいに希釈してある精油製品も販売されています。
お買い求めのときには、希釈されているものなのか、そうでないものなのかも確認されると良いと思います。
一滴あたりの含まれている成分量が違ってきますのでね。
この精油は特に皮膚刺激などの注意事項はないようです。
今日の精油ベンゾインについてお話しました。
それではまた。
余談:その昔有機合成実験をしていたころ、ナスフラスコに残った茶色いねっとりした生成物がバニラの香りがしたという思いでがあります。目的物ではないので、単離精製・分析構造決定はしていませんが。
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