学びのバリアフリーを目指す、アロマテラピースクールまいかです。
絶賛、化学学びなおし中…
最近、大学図書館に出入りできるようになったので、懐かしい本から新しい本まで、まとめて借りてみました。その感想です。(全部読んだわけではありません、見ただけです)
大学での授業がこれの英語版でした…
開くと白黒印刷とフォントに懐かしさを覚えます。反応機構とか物理化学に近いんじゃないか…とやさぐれた青春も。(数学と物理ができないのに理系に行った無茶な人生です)
おお~カラーだ! 前出の図書より、親しみを感じます。反応機構や速度、ポテンシャルエネルギーなど、忘却の彼方のキーワードが出てくる・・・
近年生物化学、生物学、医学が変貌して、物質レベルで生体反応の仕組みを理解しよう、つまり有機化学構造をもとにして理解しようという研究が可能になってきた。有機化学の理解なしには生体反応の仕組みを解明し、分子構造レベルで物事を考えることは不可能である。(訳者まえがき1994年1月)
ふむふむ、研究所での研究とつながってくるなぁ。分子モデリングとかやりだしたころだ。
「おお、伊東大先生(先代の教授)、荻野敏夫先生のお名前がっ」とありがたく手に取る。(お会いしたことはおそらくない)
わーい、カラーだ!構造式と立体モデルと、一般的になじみのある物質名がちょいちょい出てくる‘~
動植物には微生物など生物が生産する有機物質は天然有機化合物(天然物)と呼ばれる。このような天然物を単離して構造を決め、生物(薬理)活性を調べ、さらには化学的にそれらを合成するという天然物化学は、わが国で非常に活発に行われてきた研究分野の一つである。(訳者序)
天然物愛があふれている…そして、天然物と有機化学を関連付けて、興味を持ってもらおうとしている。これがアロマ関係者が求めている化学ではないのかしら?
化学余話をつまみ読むだけでも、面白いです。(個人の感想)
そしてマクマリー先生の本が、生化学のコーナーに?!と驚いたのがこれ。
大判、オールカラー、写真も豊富。絵本のようです。アトキンス先生の化学の本を見つけた時のようなうれしさ。
20世紀の学問的な体系を踏襲しているこれまでの教科書とは異なり、生命現象の「必然性」をバイオ系の学生ばかりでなく、理学系、工学系、農学系、食品系など多くの皆さんの学習の助けになるよう、最大限の努力と細心の注意が払われています。たとえば、有機物質とそれらの反応の理解は、そして生化学反応への理解へと自然に向かうよう配慮されています。(まえがき:訳者を代表して2014年初春)
基礎化学編、有機化学編、生化学編と段階別に分かれているのもいいなぁ。
例題、問題が豊富なのもいいですねぇ。
Chemistry in actionの余談?が面白い。特に、MSDS(化学物質安全性データシート)に医薬品を見つけるのが難しいくだり。
例として出てくる化合物が、聞き覚えのある身近なもの、っていうのもうれしい。そうなのよ、有機化学ってすっごく身近なのよって言いたくなるのです。
大判テキストシリーズで、日本の先生による本も。
本書では、「深い森」に立ち入る前にまず「森全体を見まわしてもらう」ことを目的としました。したがって、目次を見ればわかるように、ほかの多くの教科書に見られるような官能基別の章立てにはなっていません。(序 2000年7月)
なるほど。きほんのき、って感じです。わりとわかりやすい表現で書かれているのでは。白黒&演習問題がないのが残念。
2019年第2版が出て、図書館の新着図書コーナーにありました。アロマの化学きほんのき、著者齋藤先生です。
アロマの化学きほんのき、で見覚えのある表にも出会います。のびのび書いていらっしゃるようにお見受けします。もしかしてアロマの仕事、大変だったのでは…
本書は理学部、工学部だけでなく、医学部、歯学部、薬学部、教育学部、あるいは食品系学部等の教科書として最適なものである。 (中略)
いたずらに長い文章にして、文字離れの進んだ学生に無用の負担をかけないようにするためである。その分、丁寧でわかりやすい説明図を多用した。学生は豊富な説明図を眺め、簡潔な説明文を読むことによって、感覚的な意味でも理解を増すものと確信する。(まえがき 2009年8月)
2色刷り、有機化学の教科書らしく演習問題もあります。序章に有機化合物と生命に関する紹介はありますが、天然物に関する記載はありません。専門に物理化学とあるのを見ると、なるほどと思います。
齋藤先生って新潟ご出身だったんですね…しかも多趣味でいらっしゃる。
なんか、むしろこっちの本が気になってきました笑
以上、いろいろ有機化学の本を紹介(になっているのか?)してみました。
普通の図書館や書店では、化学系の本って少ないです。(いつも悲しい)
もしお近くに理系のある大学がありましたら生協や図書館で立ち読みからいかがでしょうか?
絵がとにかくきれいでわかりやすいのは、なんといってもニュートンですね。
有機化学に限らず、化学全般みなおしにはこちらおすすめかも。
あなたの学びたいアロマの化学、聞かせてください。かたちにします。
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