出張専門アロマ講師 aromaiccaさのです。
「なにをきっかけにアロマテラピー始めたんですか?」って、講師はよく聞かれます。
きっかけ、ってひとつではないですよね。
複合的に、いろんなことがあって、no aroma, no lifeな自分になっていると思います。
どこから話したら、目の前の方に伝わるかしら・・・といつも考えながら話します。
告白:15年前、ガツガツ働いていました
15年ほど前の私といえば。
朝の通勤ラッシュを避けて朝7時前にはオフィスにいる。
仕事終了後は勉強(無謀にも中小企業診断士にチャレンジしてました。数字苦手なのに。基本の考え方は役に立っていると思いたい…汗)。
家に帰って眠るのは夜1時過ぎ。朝5時には起きる。
そんな生活をして、たまった疲れを「自分へのご褒美」と称してスパに行ってセラピストさんのトリートメント「いやされる~」「明日からまた頑張る!」
・・・典型的な、がさついた「働きマン」。
別居婚・地方在住していた相方は「なにをそんなに生き急いでいるんだろう」と思っていたらしい。
そんな生活していて普段の体調がいいわけない。
とある日、健康オタクのバリキャリの先輩が、「気血水のめぐりが大事らしいよ」と寺門さんの本を貸してくれました。
これが東洋医学的な考え方や、自己治癒力との出会いだったかも。
とっても読みやすくて、シリーズでどんどん読み漁りました。
寺門先生にも葛西から新宿まで直接会いに行ったよ。すごい女子ファンがいっぱいでびっくりしたなぁ。
骨盤体操自体にはピンとこなかったけど、この本はいまだに手元にあります。
かわいいからだの救急箱―気持ちいいからだをつくる70のメニュー (幻冬舎文庫)
- 作者: 寺門琢己
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気血水の乱れが結果として、ちょっとした不調になって出てくる。
-
その症状を薬で抑えても、根本的な解決にはならない。
「頭が痛いから頭痛薬」「下痢しているから下痢止め」「熱が出ているから解熱剤」というのはなんか違うな、と気が付いたのはこのころです。
新薬開発の仕事をしながら、「生活習慣病以外の、もっと難病の開発をなぜしないのだろう」「病気になりにくい身体づくりを広げるほうが、これからの医療費政策的にも大事なのでは」と自分のやっていることに意味があるのかなぁと考えるようになるのは、この後しばらくしてのこと。 - 以上、「はじめたきっかけ」シリーズ第1弾でした。まだ精油は登場しませんね。続きます。
わたしが精油を選ぶポイント
- というわけで、元製薬会社研究員の私が精油を選ぶときに、この症状にはこれ というような決め方・勧めかたをしないのは、
- 精油は薬ではないという大前提
- プラス、
- 症状が起きているそもそもの原因ってなんだろう?
- 運動・栄養・休養(3つの「う」)の生活習慣はどうなんだろう?
- この方が「いま」ここちよいと感じる香りって、どれだろう。
- などなど、クライアントさんとお話ししながら確認したいなって考えているんです。
- 丁寧に寄り添いながら探すナビをしたい。そう考えているからなのです。
- って…
- これ、ホリスティックな考え方ですね。
書きながら気づきました。なかなかその(2)に行かないけど、続けます。