AEAJ認定アロマテラピーインストラクター aromaicca さの です。
って思いこんでいませんか?
今日は、そんな方のために、簡単にアロマライフを楽しんでいただくお風呂タイムの提案です!
公益社団法人日本アロマ環境協会によるアロマテラピーの定義
確かにAEAJのアロマテラピーの定義では、
アロマテラピーは精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法※ である。
アロマテラピーの目的は以下の通りである。
1. リラクセーションやリフレッシュに役立てる。
2. 美と健康を増進する。
3. 身体や精神の恒常性※ の維持と促進を図る。
4. 身体や精神の不調を改善し、正常な健康を取り戻す。
※ 自然療法 人間が本来もっている自然治癒力を高めることにより、病気を未然に防ぐ、治癒を促す、体質を改善するなど健康の維持、増進を図ること。
※ 恒常性 体内の変化や環境の変化にかかわらず、体内環境を一定の範囲で維持するしくみ。
とあります。(AEAJホームページより引用)
精油がなければ、アロマテラピーじゃないのか?
でもな~んかな…「精油がないから、アロマな生活ができない」というのもちょっとちがうんじゃないか、って思うんです。
冬至の柚子湯、子供の日の菖蒲湯など、日本にも昔ながらの香りを使った、理にかなった生活習慣があります。
天然の香りで心がほっとしたり、シャッキリしたり。それらまるっと、ひとつのアロマテラピーだと、わたしは考えているのです。だから、身近にあるものでもっとアロマライフを楽しめる方法を提案するのも、インストラクターのお仕事だと思っています。
精油がなくても楽しめるお風呂でアロマライフ
冬、といえばみかん。ビタミン補給にも欠かせないですね。
ところでみかんを食べた後の皮。どうしていますか?
我が家では室内で干しています。
この干し網がまた、大変使い勝手がよいのです。シイタケなど、うっかりするとかびやすいものや、野草を干してお茶にしたりするときにも、大活躍!
・・・って話がそれました^^;
そう、ミカンの皮を干したものは、実は生薬の陳皮なのです。
みかんの木がおうちにある方は、みかんの葉の香りもぜひ嗅いでみてください^^
自己流!手づくり陳皮で簡単お手軽手づくり入浴剤♪
- カピッカピになるまで干したミカンの皮をポリポリと適当に手でほぐす
- お茶パックに詰める
- お風呂に浮かべる
たったこれだけ!
精油や生の皮そのままでは、香りの成分リモネンが多すぎて、人によっては皮膚刺激となる可能性もあります。
カッピカピになるまで干してあれば、リモネンも結構揮発してるようです。湯の表面に油状に浮くこともなく、それでいてそこはかとないかおりでお風呂を愉しめます。
※かゆみ・赤みなど皮膚に異常が生じた場合は、洗い流してください。異常が続く場合は医師の診察を受けてください。
使い切れない月桂樹の葉や、賞味期限切れハーブティーも!
月桂樹がおうちにある方は、使い切れないくらい葉がとれますね。そんな幸せな方は、陳皮と同様に入浴のお供にするのもよいと思います。(実際、農家さんに薦められた方法です。)
わたしは陳皮+月桂樹の葉、両方まぜて使ってみました。とてもいい香りでした!
賞味期限内に使い切れなかったハーブティも、惜しみなく使ったりしています。せっかくの植物の恵み、捨てるのはもったいない!丁寧に使い切りたいので。
注意!「手づくり〇〇」は自己責任で楽しむものです
こちらで紹介した手作り入浴剤をはじめ、
せっけんなど手づくり化粧品類を許可なく製造・販売したり、効果効能をうたうことは、医薬品医療機器等法に抵触します!
また、精油を薬と誤解させるような説明も当該法律に抵触します。
不適切な情報を提供しているサイトについて、厚生労働省も情報収集しています!
統合医療に関する情報サイトも見つけました。(いままで気づかずにいた…まだまだ勉強不足です)
一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業
ネット上の誤った知識の流布が話題になっている昨今。
正しい知識で安全に楽しく、おうちアロマを楽しみましょう。
以上、ちょっと最後かためでしたが、
冬のお風呂をかおりでゆったり愉しむ簡単な方法、でした。