おとなの学びなおしをご一緒に、アロマテラピースクールまいかです。
精油の安全性ガイド第2版に基づくオンライン講座に参加しています。
AEAJの範囲ではないし危険性のある精油・成分は避ければいいだけのこと、と考えていましたが、
なぜどのように危険なのか、危険な成分をなぜ求めるのか
ということも知っておいた方が説得力が増すと思い、敢えて学びなおしています。
画像提供:アロマテリさま
本だけでは読み逃していたり、発行時からのアップデートなど、「えっ!?」ってことがいっぱいで、受講してよかったと思っています。
妊婦・生殖毒性、神経毒性、肝毒性とくるとツジョン(ツヨン)、プレゴンあたりは聞いたことありました。
そしてここにきて聞いたことのない名前が。
サビン?何ですかそれ
確認のために精油の安全性ガイド日本語版第2版を調べたら…
載ってました…!サビン精油orz
Juniperus sabina 、ジュニパーの一種でした。
アロマトピア173号特集「ジュニパー」にも載ってました。
最初に聞いたときは手がかりがなく成分の名前なのか植物の名前かもわからず、
「サビン 化合物」でGoogle検索して最初に出てきたのがキク科の植物でした。こうして間違っていくんだな…
絶妙にそれっぽい構造だったけどこれちがうし
サビン精油に含まれる毒性成分とその構造
精油の安全性ガイド第2版によると、
とのこと。
またまた出ました!「エステルだからって油断しちゃだめ!」
ん?でもこの文献では酢酸サビニルが含まれていない??
で、こっちは雌木には酢酸サビニルは含まれていない、そして雄木の酢酸サビニルはtrans体と書いてある…
安全性ガイドではcis体、なんだけど…ああ、わからない…
ジュニパーって妊婦にNG?
健康食品の安全性有効性情報によるとユニペルスサビナに下記の記載があります。
妊娠中・授乳中に摂取または局所に使用すると流産を起こす可能性があり、危険であるため使用を避ける。
ジュニパーベリーJuniperus communisとは全く違う種です。
食品の安全性・有効性情報にも、ジュニパーベリーに関する記載はありません。
ジュニパーベリーには酢酸サビニルは含まれていません。
ということは、ジュニパーベリーが妊婦にNGというのは、種の取り違い、拡大解釈などによる、間違いなのかもしれません。
以上、調査不十分なこともあるかもしれません。もしお気づきのこと
ありましたらぜひご教示ください。
*参考資料*
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