生涯現役セラピスト講師を目指す、新潟県長岡市のアロマ講師aromaicca さのです。
「アロマテラピーの安全性を考える会」さま主催の、【精油の安全性ガイド徹底活用作戦第1回「皮膚」】に参加してきました。
これに関しては、後日オンラインシェア会を予定しています。
お目当ては、【天文学と印刷】展。
実はわたし、子どもの頃の夢は、天文学者か考古学者でした。
思春期に心が傷ついたときは、星空を見上げて、「こんなつらい気持ちは、宇宙の歴史の中ではほんの些細なことだ」と思ってそっと耐えていた。(修行僧?)
繊細な印刷物に、繊細だったちいさな自分を重ねてみていたのかもしれません。
アロマテラピーを学んだことのある方なら、聞いたことのある名前、書物の展示がズラリ。プリニウスの博物誌、ドキドキしちゃいました!
アロマテラピーの歴史を暗記として勉強しているときには、人名と職業が「???」だったことが、時間を経て、いろんなものを見たり読んだりしているうちに、「ひとりの人物が立体化してくる」ような感覚です。
哲学、医学、天文学、音楽、数学、…もとはすべてひとつのものだった。
だから医師で哲学者なひとがいたのね、天文学(占星術)と医学(医術)が不可分だったのね。ふむふむ。
植物学・解剖学の本を見て、「なぜ生物の授業でやたら観察して絵に描かされていたのか」(絵が苦手だったから苦痛だった)がわかったし、ああ、これがArt and Scienceということか、と腑に落ちたり。
正四面体は木星かぁ、Tetrahedron 、って有機化学の雑誌があったなぁ、
正四面体といえばsp3軌道、
炭素を含む化合物の可能性の無限さ・広がりを表すには、木星ってぴったりだなぁ、
哲学と数学…わたしの人生で遠いところにいると思っていたけれど、実はいつも隣にいるのね、
とか、展示を見ながら脳がぐるぐるしていました。まだ知らないこと、知りたいことが、たくさんある!
それと
活版印刷が広く情報を得る方法として時代を変えた、というなら、
インターネットを使って情報を得たり発信したりしているこの時代は、また変わり目なのかもしれない。情報の発信者の質とスピード感が、圧倒的に違う。なんてことも考えたり。
時間も限られていたし、ぜひ読み込みたい!と思って図録も買いました。これがまた、とても美しくて!お見せしたいです。
この展示、印刷博物館で2019.1.20まで開催だそうです。
アロマセラピストの方、星・宇宙・歴史がお好きな方、ぜひいらしてみてください。
印刷博物館:企画展示 > 天文学と印刷 新たな世界像を求めて
グッズコーナーには、キュンキュンするものがたくさんありました。
最後に、今回わたしが一番しびれた言葉。
われわれは、プラトンと共に、
「神は幾何学者である」と言わざるを得ない
ヨハネス・ケプラー:宇宙の神秘 第2章
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