アロマテラピーをサイエンスとアートの視点でバランスよく楽しみたい!出張専門アロマテラピー講師aromaicca さのです。
この時期になると、フランスツアーを思い出します。
エッセンシャルオイルデータベースを使った講座をやってみたい…とずっと思っています。
その一方で、精油の個々の成分の薬理作用のエビデンスを集めたところで、精油全体をわかったことにはならない、とも思っています。
どちらにも偏ることなく、いろんなものの見方をお伝えしたいです。
ということを、フランスツアーに参加して以来心に秘めています。
以下、2017.7.12ameblo記事の修正リライトです
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化学を化楽にする出張専門アロマ講師 aromaicca さのです。
フレグランスジャーナル社さま主催のフランス視察ツアーから帰国後、
プロヴァンス地方の有名なラベンダー畑
熱発したり、(マダニ感染症ではありませんでした)
AEAJアドバイザー認定講習会したり、
ご依頼のツアー体験記の原稿を書いたり、
長島先生によるかおりのサイエンス講座のアレンジをしたりと、
フランスツアーでの収穫話を全くできてませんでした!
というか、そもそもブログに書ききれる内容ではない…というわけでシェア会を企画したのです^^;
というわけでブログ上で、シェアし易い話からぼちぼち始めます。
「精油の個々の成分の薬理作用のエビデンスに関する、有用なリファレンスやデータベースを教えていただけませんか?」とリエコ先生に通訳していただいてリアノン先生にお尋ねしたところ、
以下の有料データベースを紹介していただきました。
LabAroma.
精油を選んでブレンドすると、全体的にどのような成分構成比になるかがひと目で分かるシミュレーションデータベース。
+精油を使った化粧品等製造に役立つ規制成分量試算もできる。(海外展開をお考えの方には参考になりそう)
このシステムを作った方と、リアノン先生のご自宅でお会いできたのも光栄なことでした。(わたしの友人にとても似ていたので勝手に親近感を感じていました)
Component Database from the Aromahead Institute
成分から、薬理作用に関する文献までたどれるデータベース。残念ながらフルペーパーは見られませんが、文献名がわかればある程度助けになると思います。
よく聞く○○精油の●●成分が、◎◎に効果がある、というその根拠がなんなのか、確認したい方に向いているのではと思います。
日本の医師法・薬機法等のこと把握した上で、誤解なく使いたいですね。
他、リアノン先生がオーガナイズしているBotanica, International Journal of Clinical Aromatherapyもアロマテラピーに関する情報シェアの有用な場とのことです。「みなさん、ぜひ発表してくださいね」と仰ってました!
2019.6.21追記:Drop Smith
このツアーをオーガナイズしてくださったリエコ・大島・バークレー先生のおすすめデータベースはDrop Smithです。時々フリー講座開催されるので、興味ある方はメルマガ登録をおすすめです。
あとは臨床現場でのアロマテラピー導入について知りたい方は、日本語訳されているこちらの本もお役に立つと思います。
クリニカル・アロマテラピー: 第3版 介護 福祉 医療の現場に活かす
- 作者: ジェーン・バックル,前田和久,岸田聡子
- 出版社/メーカー: フレグランスジャーナル社
- 発売日: 2015/12/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
これを読むと、「治療」のために精油を使っているわけではなく、病気に伴う不快な状態をやわらげるために使っていることがおわかりいただけると思います。
「海外では病院で治療で使われている」というトークをしている方がいらしたら、ちょっと知識が古すぎか、ごく限られた範囲のことを一般的と勘違いされているかもしれません。
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