大人の学び直し・リカレント学習にアロマテラピー~知って・わかって・役に立つ!抗わないエイジング

アロマテラピーはおとなの総合学習。アラカンのわたしが香りとQOL向上・健康寿命延長について「10年前のわたしが知りたかったこと」を中心に、生涯現役最強アロマ講師を目指して学んでいること・最新キャッチアップ情報を現在進行形でお伝えします。

アロマテラピーのバリアフリーを目指して講師活動中。 公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)認定スクール アロマテラピースクールまいかオフィシャルブログです。

【レポその2】まことしやかな「フランスでは」トークの本当のところ

新潟県長岡市在住出張専門プロフェッショナルアロマ講師aromaicca さのです。

メディカルアロマ塾の余韻を味わいつつ、お盆休みの雰囲気を味わっています。

今日のお話は、メディカルアロマ塾のプチシェアです。

まことしやかな「フランスでは」トークの本当のところとその意図を探る

フランスでは自然療法に保険が適用される?

これもまことしやかに自然療法愛好家の方々や、精油の効果効能を中心に語る方々によって語られていたりするようですが…

振り返ってみたところ、2014年時点のTomomi先生のブログでも「アロマテラピーは自費」というお話でした。

ameblo.jp

そしてあらためて、2018新潟夏の陣、もとい今回のメディカルアロマ塾での質疑応答でも「わたしのブログで前から書いていますが」と前置きをした上で、

  • 公的健康保険:自然療法に関する還付はない
  • 個人任意保険(という呼び名が適切かどうかはわかりませんが、日本でも個人でかける医療保険や生命保険などありますね):保険のカバーする内容によっては、(掛け金が多い保険であれば)自然療法をカバーするものもあるかも

ということでした。

日本の標準治療と、補完代替療法に対するスタンスと大きく変わらないと思いました。

一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業

わたしは保険に詳しくないので、日本で自然療法をカバーする保険があるかどうかはわかりませんが、高額医療とか保険外適用をカバーするという保険は CMで見かける気がします。ご興味ある方は、保険専門の方にお聞きになったほうがよろしいかと。

なぜ、そのような話が広まるのか?

大昔の話の伝聞?

誤訳?

願望を含んだ妄想?

精油を売りたい人のセールストーク

と思っていたら…

スクールで学んでいたときの全く読んでいなかった副読本(2012年4月30日発行第5版第3刷)の第2章アロマテラピーの歴史:フランスにおける医療的な展開に下記の記述を発見!

フランスでのアロマテラピーは薬理作用が重視され、メディカル・アロマテラピー(医療分野でのアロマテラピー)が主流となっており、医師や薬剤師により医療にいかされ、医師の処方により内服もされています。ベルギーやドイツもメディカル・アロマテラピーが中心です。

アロマテラピーコンプリートブック〈上巻〉

アロマテラピーコンプリートブック〈上巻〉

 

 

推測ですが、医師の処方により=日本では一般的に保険適用→フランスでも保険が効く、の論理でしょうか。保険制度って、国によって全く違うのですが…

あとはアロマテラピーを学ぼうとしている人たちに「これは怪しいセラピーではない、正当な療法だ」と、強調したかった、とか。(全て私の推測)

 

カルガモがはじめて見たものを親として認識してついていくように、はじめてアロマテラピーを学ぶかたが、これに基づいて講義を受ければ、「フランスでは」って言うでしょうね、これでは。と、謎が解けたような気がしました。(著者が何をもってこのように記述したのかは未だ不明ですが。)

 

結論:本当のところは、色んな場所で多面的に話を聞いてみないとわからない!

「フランスでは医療にいかされている」この一言の裏に、

誰が(医療関係者か?医師か、薬剤師か?)

何の目的で

何をどのように

使っているか、話を丁寧に掘り下げて聞かないといけないな。改めてそう感じました。

アロマテラピーの原点

いい香りがして、こころがやすらいだり、元気が出たり、なにかを思い出したり。

そのことで自ずと自律神経が整っていくって、不思議だなぁと、薬理作用をひたすら追求していた頃より、話を聞けば聞くほど、わたしのアロマテラピーは「かおり」という原点に帰っていく気がします。

それでも化学が大事と思うのは、やはり安全に楽しむため、かおりの特徴を知るためです。

 

メディカルアロマ塾終了後、2017フランスツアーのリユニオン。智美先生(左)と、能登在住、未来の造園士さん。

 

夏の陣懇親会にて。わたしのはじめてのアロマ師匠であり、現在北海道大学で疫学研究をしている荒木先生(左)とアロマトローグ智美先生(右)。夢のような再会です。

 

メディカルアロマ塾中級2018新潟夏の陣のレポは、またあらためて。

と思っていましたが、その前に智美先生から壮大な宿題が届いたので、ひとまずこれにて。

 

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