中越地震の日からもう9年になるのですね。
あのころは、こんな風に自分が長岡市に住むことになるとは思っていなかったなぁ としみじみする日。
当日は土曜日。福岡から東京に遊びに来ていた妹と一緒に六本木ヒルズにいた。
お土産売り場で揺れて、エレベータに乗っているときでなくてよかったねぇなんてのんきに話しながらその時はことの大きさがわかってなかった。
ホテルに戻ってテレビをつけて唖然…
実家も、相方も当時は新潟市内に住んでいたから、長岡からは離れているから大丈夫だろうと思いながら、電話がつながらないと心配になり。
「こっちはだいじょうぶだから」という相方からの短いメールに「そうか」とほっと安心し。
やっぱり東京に住んでいた私には、「ひとごと」だったんだなぁ
引っ越してからずっと、「どうして仙台でなくて長岡なの(長岡在住の方、長岡出身の方ごめんなさい)」「わしはこんなとこにきとうはなかった(天地人ふうにどぞ)」となんども言って、そのたびに「自分を全否定されている気がする」と相方がすごく悲しい顔でちょっと怒ってた。今になって、ボランティア大学や市民防災安全大学に通うようになって、すこし見えるようになってきたものがある と感じています。
転勤など、縁あって長岡に来たけれど、なんだか馴染めない…これからの雪の季節が憂鬱…
そんな方は、来春からのボランティア大学、防災大学、里山協力隊に参加してみてはいかがでしょうか?
人生そんなにわるいことばかりでもないな、禍福はあざなえる縄のごとし、万事塞翁が馬…
すこし俯瞰した点から、自分と周りと、長岡というまちを見ることができる…かもしれません。(効果は本人の体験に基づきます)