大人の学び直し・リカレント学習にアロマテラピー~知って・わかって・役に立つ!抗わないエイジング

アロマテラピーはおとなの総合学習。アラカンのわたしが香りとQOL向上・健康寿命延長について「10年前のわたしが知りたかったこと」を中心に、生涯現役最強アロマ講師を目指して学んでいること・最新キャッチアップ情報を現在進行形でお伝えします。

アロマテラピーのバリアフリーを目指して講師活動中。 公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)認定スクール アロマテラピースクールまいかオフィシャルブログです。

【開催レポ】20180716長島司先生によるかおりのサイエンス講座

猛暑お見舞い申し上げます。新潟県長岡市のAEAJ認定教室アロマテラピースクールまいかです。

3連休最終日!今年の年頭から打ち合わせと準備を重ねてきた、長島司先生によるかおりのサイエンス講座in長岡、第3回目開催いたしました。

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講演会プラスアルファの場

海の日3連休にもかかわらず、多様な方がご参加くださいました。

開場前には、新潟県村上市でかおりの抽出をしていらっしゃるHATSUMEさまと長島先生が、百合の成分分析表を見ながらランチョンミーティングされました。(あ~打ち合わせ模様を写真撮りたかった!)

 

新潟県初のNPO法人アロマリンクステーション(通称アロリス)さまも、リレー・フォー・ライフのPR。

 

いろんな方に見ていただけたかな。みんな名刺交換できたかしら。お声がけが行き届いてなかったら、ご容赦くださいませ。

今回は理系専攻の方、男性2名がご参加くださいました。

植物成分と抽出法の化学(ダイジェスト版)

長島先生の新刊の読み解き講座、まだ読んでない人が読むきっかけになる、読み方を知るやさしい講座でした。

ビジュアルガイド植物成分と抽出法の化学〈目的の成分を効率よく抽出するための〉

ビジュアルガイド植物成分と抽出法の化学〈目的の成分を効率よく抽出するための〉

 

動物と違って、動けない植物だからこそ、生き延びるために作り出す成分。

その成分を、無駄なく効率よく取り出し、使うためのアイディア。

技術だけでなく、長島先生の抽出に対する哲学を、私はとっても尊敬しています。

分別抽出、LLi抽出、分液ろ紙…石鹸レッスンで学んだことのおさらい、懐かしかったです。

長島先生が考案したLLi抽出。すっかり有名になりました。そのうち理科の実験や香育に取り入れられるかも??

トリートメントオイルのための効果的な精油ブレンド

精油のかおりと機能性の双方を取り入れるのに必須のスキル、精油ブレンドアロマテラピーを学んだ人でも、苦戦することが多い分野。

目的をもってブレンドする、バランスよく、ボディーはしっかりと。
それを意識するにはやっぱり化学の知識は必要ですね。

そして門前の小僧、長島先生がご自身の経験から、繰り出してきたかおりは…どれも魅力的で、みんな選ぶのに悩んでいましたね~

先生の処方例、あとでDropsmithデータベースで見てみよう…

心地よい香りを作るためには、適量とバランス。やっぱりそれかぁと深く納得しました。

サプライズプレゼント

出版記念オーデコロンのルームスプレーミニを全員にプレゼントしてくださいました!

あっという間に売り切れて、買いそびれてしまった私は思わず小躍りしました!そんなお心遣いもとても嬉しいのです。オリジナルフレグランス第2弾も予定されているそうですから、見逃せませんね!

事務局の備忘録

  • 質問を出すことだけを促してしまいましたが、先生のインドネシア出張のお話や、出版記念フレグランスこぼれ話をお聞きするように水を向けたらよかったな~と思いました。ごめんなさい!そのへんはfbグループでの交流で、これからみんなで伺えたらと思います。
  • もっと色んな場面の写真を撮ればよかったな~
  • そうそう、そのうち、長岡市でもHATSUMEさんの製品を手にできるようになるかも?!楽しみに待っています。百合の香り製品化も楽しみですね。他にもディスティラーが立ち上がりそうな模様。ワクワクしますね!

ご参加くださった方々のブログ

ご紹介いたします。他にも書いてくださった方、いらっしゃいましたらぜひぜひ事務局にお知らせくださいませ♪

 

懇親会幹事してくださった転勤族の妻バンビさん

ameblo.jp

 

加茂から参加&運営サポートくださったaroma*ring さん

ameblo.jp

 

素敵な写真を撮ってくださっていた!新潟市からいつも参加くださるアロリスメンバーでもあるMariolさん

ameblo.jp

 

新潟からいつもご参加くださる、石鹸デザイン、アロマブレンドデザイン受賞者Melissa Melissaさん

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水戸からご参加くださった茨城のアロマ親方・AEAJアロマボランティアの姐さんことLaule'aさん

laulea310.blog.fc2.com

 

 

次の外部講師による特別講座は、栗栖智美先生によるメディカルアロマ塾in新潟!

長島先生も興味をお持ちだったのですが、スケジュール合わず残念…(って長島先生を誘ったのかい!と皆さんどうぞ突っ込んで)
こちらは新潟市みつまめBOXさんと共催です。

新潟市でこの内容を生で聞けるのはこれがきっと最初で最後。

アロマテラピーに関わる日頃からのモヤモヤ疑問をすっきりさせましょう。

詳細・お申込みはこちらから。

www.aromaicca.com

お申込みをお待ちしております!

アロマハンドセラピストになるには?Step3:資格対応コースを受講しAEAJに申請する

新潟県長岡市初、JR長岡駅から徒歩5分のAEAJ認定スクール アロマテラピースクールまいかです。

AEAJ資格をまだ持っていないけれど、アロマハンドセラピストになりたい!

そんな熱い方を、心から熱烈に応援しています。

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引用元:AEAJ公式サイト 緑のエプロン着用している左側が当スクール講師です)

 

資格取得までのステップ

  1. アロマテラピー検定1級を申し込む。
  2. アロマテラピー検定1級を受検する。
  3. アロマテラピー検定1級に合格通知を受け取る。
  4. AEAJ入会手続きをする。
  5. 認定スクールでアロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講する。(3時間)
  6. 履修証明書をAEAJに送付。折り返しの指示に従って登録手続きをする。
  7. 認定スクールでアロマハンドセラピスト資格対応コースを受講する。(標準5時間、当スクールは6時間)
  8. 履修証明書を指定期間中にAEAJへ送付後、折り返しの指示に従って登録手続きをする。

これまでの記事では1~6についてお伝えしました。

aromaicca.hatenablog.com

 

aromaicca.hatenablog.com

今回は7.~8.についてお伝えいたします。いよいよラストスパートです!

 

7. 認定スクールでアロマハンドセラピスト資格対応コースを受講する。(標準5時間)

どこで受けるかを決める

まずはお近くの認定スクールを探してみましょう。

(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | 認定スクールのご案内 | 認定スクール一覧

ホームページに開催日程が掲載されていたら、自分のスケジュールと照合してみましょう。

 

標準カリキュラムは5時間ですが、スクールによってプラスカリキュラムがあったり、内容に幅があります。受講料も、スクールによって違います。どんなスクールなのか、というのを知る意味でも、ホームページや公式ブログ・パーソナルブログは参考になると思います。

スクールを選ぶときには、あらためて自分が何をしたいのか?目的を明らかにしておくことも大切です。

 

問い合わせる

可能であればメールで問い合わせるほうが、そのあとのやり取りにも便利です。その際、できるだけPCアドレスをお使いになることをお薦めいたします。

なぜならスクールから返信した際、ケータイアドレスの場合、はじかれて結局やり取りができないという事態が発生するおそれがあるからです。

PCアドレスがない場合は、スクールのメールアドレスを確認して、予め受信可能にしておくことをおススメいたします。

不明な点や、日程調整など、必要なことはこの時点ですませましょう。その過程で、スクールが信用できるかどうかも、感じることができるかと思います。

 

申し込む

日程や受講料、キャンセルポリシーなどについて納得したうえで、スクール指定の方法で申込をします。

 

受講する

当日は体調を整えて参加しましょう。わからないところは、そのままにせずに遠慮なく講師に質問しましょう。受け身ではもったいないです。

標準カリキュラムでは健康な人を対象としたトリートメントに関する座学2時間、実技3時間となっています。

 

当スクールカリキュラムと内容の特徴

当スクールではプラス1時間を「傾聴」と「高齢者等要配慮者への対応」に費やしています。

またトリートメントもごく軽いフェザータッチをお伝えしています。力を抜き、軽くゆっくり触れることが一番難しいと実感しているからです。逆に、それができれば力加減はいくらでも簡単にできるからです。

スポーツ選手のケア経験や、長岡市ボランティア大学やAEAJでのボランティア経験で培ってきたノウハウは、どんな場所でも役に立つと確信しています。

 

aromaicca.hatenablog.com

 

aromaicca.hatenablog.com

 

8. 履修証明書をAEAJに送付し、登録料納付する。

履修証明書をスクールから受け取る

受講後、スクールが履修証明書(5年間有効)を発行することになっています。

忘れず受け取ってください。

その際、【認定スクール記入欄】に漏れがないことも確認してください。

必要事項を記入する

履修証明書【履修修了者記入欄】に

会員番号(AEAJアロマテラピーアドバイザー資格必須です)

氏名(自署)

生年月日

住所

電話番号

をもれなく記入します。

 

受付期間中に、AEAJ宛に履修証明書を送付・資格登録料を納付する

履修証明書は控え(コピー)をとり、追跡ができる簡易書留・レターパックなどを使って送付することをお薦めします。

登録料納付は、オンライン決済も可能です。また、機関誌とじ込みの振込用紙を使うことも可能です。

手続き可能な期間が限られていますので、詳細は公式ホームページをご確認ください。

また、わからないことがあれば、受講したスクールに問い合わせるのもよいでしょう。

(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマハンドセラピスト | 取得方法・申し込み

 

アロマハンドセラピストになったみなさまが、

身近な人に安全にトリートメントを実施して、

温かなコミュニケーションの輪を広げて、

いつか、AEAJボランティアの場や、イベントの場で、

ご一緒できることを、こころから楽しみにしています^^

 

ハンドトリートメントのよさについて、以前書いた記事も、よかったらお読みくださいませ。

aromaicca.hatenablog.com

 

当スクールへのお問い合わせお申込みはアロマテラピースクールまいか公式ホームページからどうぞ。

www.aromaicca.com

アロマの世界と医療・介護現場に緯糸(よこいと)を通したい!という熱い方々に会ってきました

こんにちは。

9月22日(土曜)はAEAJアロマ大学in新潟から

リレー・フォー・ライフ・ジャパンにいがたへ

はしごする予定のボランティアセラピスト aromaicca さのです。

 

先週の七夕、新潟は催涙雨でしたが、わたしは会いたい人たちに会いに行ってきましたよ!

 

NPO法人アロマリンクステーション(通称アロリス)

今年は会員として、リレーフォーライフジャパンのアロリスブースに参加することになりました。

アロリスでは、病院・介護施設に安心してアロマテラピーを導入していただけるよう、安全にひとときを過ごしていただけるよう、活動されています。

ハンドトリートメントの手技合わせと、フットトリートメントのモデル、かおりのクラフト作り実践練習。昨年との違いも確認しながら、安全にかおりとタッチを楽しんでいただくための皆様の工夫、参考になりました。

 

AEAJ新潟支部(仮)有志ランチ会

昨年の地区セミナー新潟ハンドトリートメントブース、久保田泉先生のホリスティックアロマテラピー講座でご一緒した、嵐さん(前AEAJ社員)とボランティアグループハンド*アロマ代表梅田さんと天寿園カフェでランチご一緒しました。

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もっとみんな、横のつながりが欲しいよね!私設新潟支部作ろうか?!あ、アロマスペシャリストサーチ登録もしないとだね、なんて話にもなりました。

雨だったのでせっかくのお庭は楽しめなかったのですが、そのかわりのんびりゆったり過ごさせていただきました。

toyanogata.jp

統合医療しゃべり場

嵐さんのお誘いで、医療・介護・癒やしの仕事をされている方々のつどい、「しゃべり場」に参加しました。会場に入った瞬間にすごい熱気!「もっとこうしたい」という熱意ある方々が集っていました。

「自分の仕事はここまで、という線をひくのは簡単だけれど、それでは取りこぼすことがでてしまう。それは利用者さんのためになるのか?」(行政書士

「24時間いろんな呼び出しがあるけれど、もう、笑っちゃうの。楽しいの!」(訪問看護師)

4テーブルに分かれて、それぞれにファシリテータがいて、自己紹介から話を引き出していっていろんなつながりができました。

そうそう、最後のPRコーナーと記念撮影のときに、リレー・フォー・ライフにいがたにブース出ます!っていう話をしたら、「毎年出てます!」という方々にも会えました。知らない場所に飛び込んでみるのも、いいですね!分野は違えど、目指すところが同じということが、気持ちいい!とあらためて感じました。

わたしも「ケアラーズケアを大事にしたい」「かおりとタッチをコミュニケーションの手段に選んでいただけるようになりたい」「アロマを安全に使ってほしい」と普段なかなか口に出さないことを言う機会ができて、自分の考えを確認することができました。

フェイスブックされているかたは「伝統医療倶楽部」で検索してみてください。全員の集合写真があります^^
ファシリテータさんのブログはこちら。

伝統医療倶楽部 – 社会活動士 須貝秀昭のブログ

 

9月22日~23日リレー・フォー・ライフにいがた、ビッグスワンスタジアム周辺で開催です。どうぞお立ち寄りくださいませ!

relayforlife.jp

www.arolis.jp

わたしのアロマ師匠が!メディカルアロマ塾中級新潟夏の陣に参戦します☆

札幌在住の私のアロマ師匠、が新潟夏の陣に参戦表明してくれました!

なんと、はからずもこの写真のとおりに、智美先生と敦子先生が揃い踏み…夢のようです!

アロマトピアのこの号から栗栖智美先生の連載が始まり、

敦子先生からは折に触れて北海道のアロマアイテムをプレゼントしていただいているのです。このペンダント、当日お見せしますね!

 

https://www.instagram.com/p/BjZlK-MF5KE/

北海道在住、アロマ師匠から天然木ペンダントのプレゼント🎁うれしいなぁ😆最初の1滴を何にするか悩んだけど、このタイミングならやっぱりこれ!#ラベンダー #おかむらさき #富田ファーム #aromatopia

 

興奮しすぎちゃって、鼻息が荒いです!

東京から日帰りというタイトなスケジュールですが、懇親会までご一緒くださるという…

そして、わたしのブログにも感想を寄せてくださいました。ご了解をえて転載します。

 

「とある精油輸入代理店様からのおたより」の記事がとても良かったです。西野さまが、いろんな人とつながっていくさまが見えたことがとても良かったのと、成分ではわからないので感性で、というのも、とても納得しました。

札幌でNARDを習った先生がなかなか素晴らしい方で、惜しみなく精油を嗅がせてくれて、NARDなのでプラナロム精油の成分表を必ず一緒に見せてくれるのです。そして至った結論は・・・「成分表なんて見たってわからない」です。成分表見てもほとんど同じでも、当然香りは違う。ヒトの鼻の方がよっぽど精度高く香りをかぎ分けられると思う。一方、A社のX成分が●%、B社のXが◆%だからB社の方が正しい、なんて言えないですよね。●%だと○○なかおりで、◆%だと◇◇なかおり、なんてわからないだろうから。おっと、もっとサイエンティフィックにいうと、ヒトとGC-MSを比較すると、定量性はGCMSに軍配、定性性はヒトに軍配ってことか!? だから、成分表は、やっぱり最低限の保証にしかならないってことですね。GCMSだって分析誤差あるし・・・。だから精油メーカーで官能検査があるって重要なんですね。 「成分表なんて見たってわからない」と思ったこと、納得しました^^

 

 アロマセラピーって、やっぱり嗅覚(を介した脳への)刺激だと思うのです。だとしたら、大事なのは成分よりも「その香りが好きか」ではないでしょうか。GCMSよりも官能。見ても(よっぽどスタンダードと違わない限り)わからないGCMSに高額かけるよりは、自分の感性を信じましょう、っていう方がアロマの効果が得られるよね、きっと。

 

aromaicca.hatenablog.com

 

古い精油は熟成している、というのがとても興味深かったです。私も恥ずかしながらずいぶん古くなってしまった精油を持っているのですが、案外にいい香り、とくにベースノートの物など。ベチバーも残り香が好きだし・・・。 だから、熟成していい香りになっている、という話はとっても素敵な話ですね。

多くの人が、熟成(重合?)と酸化、そして脂質の酸化と精油の酸化を混同しているのですね。

そう!この「精油の劣化」と言われる部分がとても気になっていて。

精油の化学でも劣化とその理由については教えるけれど、実際にはわたしも「変な香り」「嫌な感じ」にならないかぎり、そのまま使っています。(含まれる成分によって、用途・用法は変えるかもしれませんが)

熟成の話は、海の日の長島先生の講座でも質問してみようと思いますし、山の日のメディカルアロマ塾で事前質問として挙げて置こうと思います。

 

わたしのアロマ師匠が長岡で講義してくれた内容はこちらです。

www.aromaicca.com

今だったら、zoomでもっといろいろできそうな気がする…

25年前に研究所で一緒に仕事していた人と、また別の形でこうして一緒にいられる。

アロマって本当に素敵ですね。

敦子先生もとっても気さくで面白い方ですから、お楽しみになさってくださいね!

【開催決定!引き続き絶賛募集中】20180811(土祝)アロマトローグ栗栖智美氏によるメディカルアロマ塾中級I 2018新潟夏の陣

IPAP新潟セミナー事務局、出張専門プロフェッショナルアロマ講師 aromaicca さのです。

ずーっとお知らせし続けておりましたメディカルアロマ塾中級2018新潟夏の陣、開催決定いたしました!

本来ならば最低開催人数を下回っているのですが、早期にお申し込みくださった受講希望者の熱意を受けて事務局がどうにかお願いしてようやく実現にこぎつけた次第です。

というわけで、まだまだギリギリまでお申し込み受け付けております。

8月のシフト勤務表が出ないとわからない…というかたも、大丈夫!ギリギリまで、ひとりでも多くの方にお申し込みいただけるようにお待ちしています。

フライヤー写真:フランスアロマテラピーの真髄を知る!アロマトローグ栗栖智美氏によるメディカルアロマ塾中級2018新潟夏の陣

フランスアロマテラピーの真髄を知る!アロマトローグ栗栖智美氏によるメディカルアロマ塾中級

 

智美先生のレッスンの特徴

筆記用具はメモ用紙でなく、ノートが必要!

智美先生にとって、「講師として提供する最良のサービスは、日本で得られないたくさんの情報を伝えること」。

だからスライドも、配布されるレジュメも文字が小さいです。そして書かれている以上の情報をどんどんお話されます。ですから、はなからまるっと内容をコピペしても全く無意味だし、ひとによってセンサーに引っかかるポイントも違うな、というのが、これまで受講した経験です。

ですから予め目的をもって、自分に必要な情報をすかさず自分の言葉で書き留めるために、筆記用具はメモ用紙ではなく、しっかりノートをお持ちになることをおすすめします。レジュメには出典が明記されているので、あとで調べる手がかりは残ります。

受講した内容の活用は自由!

セミナーを受講したあと、その知識を自分だけで持っているのはもったいない!かといって、講座にしたらパクったって言われるのかな…講師ならではの、モヤモヤお悩みあるあるではないでしょうか。

智美先生は、受講にあたってのその後の内容についてポリシーを明文化されています。また、自分のクローンを作るために協会を立ち上げたわけではありません。各自の経験を活かして、受講した内容を使って各自でシェア会やオリジナル講座をするのは自由ですと予めおっしゃっています。(受講お申込みくださった方にすでにご連絡しています)

但しマナーとして、事前に連絡をして了承を得ましょうね。わたしもシェア会を実際開催しましたが、「あくまで佐野のフィルタを通しています」ということを伝えた上でお話しています。ただの伝言ゲーム講座では、情報が劣化してしまいます。

違う考え方を受容する!フラットなつながりを作る!

違う考え方を歓迎しています。述べることを恐れないでその場でシェアするのが、みんなのためになります。「あ、そういう見方もあるんだ!」ということを共有するのが、多人数でリアル受講できるからこそできることです。アロマテラピー・自然療法という共通のポイントを通じて、せっかくならば講師と生徒という一方通行でなく、相互にインタラクティブにフラットな関係を作りたいというお考えに私も共鳴していますし、そういったアロマ関係者同士の横のつながりを広げたいと願って事務局を担当しています。

新潟講座の特徴

 

参加者限定fbグループで事前質問シェアが可能

限られた時間の中で素朴な疑問を大切にする、疑問点をほっておかない、ために、事前質問を受け付けています。

回答は当日まとめて先生からとなりますが、その場では質問しにくい、とか、絶対このことは聞いておきたい!という強い意志のある方は、グループ内に投稿をどうぞ。
フェイスブックをやっていない、とかグループ内に質問を出すのはちょっと気が引ける…というは、事務局にメールかメッセージをどうぞ。

智美先生へ事前友達申請もOK♪

ただしひとことメッセージ「新潟参加します」をお忘れなくどうぞ。

さらに楽しいおまけ☆

  • フランス産ペパーミント精油に会える!
  • 講座終了後、智美先生のご家族と一緒に懇親会を楽しめます!

メディカルアロマ塾の内容・特徴

もともとはアロマテラピーと全く縁のなかった智美先生(もともと美術専攻)が、フランスの自然療法学校でフランコム氏を始めとした多くの方から実際に学び、自分で更に本を読んだり調べたりして作られた、独自のカリキュラムです。アロマ初心者さんの素朴な疑問にドッキリすることなく、スッキリ!自信をもって伝えるようになれる内容、多角的に物事を考えるきっかけになります。

1)ケモタイプ

とにかくたくさん嗅ぎ比べる内容です!普段使わない(なかなか買わない)精油に出会うチャンス!実際に、ローズマリー、タイム、ユーカリ、ラベンダー4つの精油から23種類のケモタイプ、ケモタイプの仲間のかおりを実際に確かめることができます。また、ケモタイプの定義についても、日本の一般的な協会とは違う、新たな視点を得られます。


2)精油の品質

「いい精油、本物の精油を使うこと」と言われますが、一体何がいい精油なの?何が本物なの?偽和ってどうやって見分けたらいいの?私自身もよく頂く質問です。

「成分分析表がついているのがいい精油」という人もいますが、その成分表、どう使っていますか?まさか保証書代わりに大事にしまいこんでいませんよね?(とわたしもいつも言います)
「あ、そういうことだったの!」と納得されるかた続出の内容とのこと、化学大好きなわたしも楽しみです!

「香りがあるからアロマ、自分の嗅覚を大切に」「ブランドじゃない、鼻だよ!」という話は別の方からもお聞きしました。もっと私達は自分の嗅覚を信用したほうが良さそうですよ。

aromaicca.hatenablog.com

 


3)体への影響

日本にない「アロマテラピーを安全に使うためのツール」を手にとることができます!

飲用・高濃度塗布を勧めるひとはなにを目的としているのでしょう?なにも考えず勧められるままに続けると何が起きるのでしょう?日本の教科書にない話が聞けます。

十分な知識をもつことによって、「パーセンテージの問題ではない」「使い方は時と場合による」「芳香浴なら本当に大丈夫なのか?」と、よく考えた上で、協会の枠にとらわれない、選択肢を広げるきっかけになるでしょう。

(もちろん、認定教室・認定校としての活動の場合は、所属団体のガイドラインに従うことが大前提ですが)

受講後のイメージ

  • ヒントとなる情報から、自分で見極めるようになる
  • セールストークのウラを読んで、賢い消費者になる
  • 情報の更新、日本にない情報を入手して、最新のアロマ事情を自信を持って伝える

 

夏の講座は2018年で終わり!あとは東京・大阪での春・秋講座のみ?!

今回開催した内容は、しばらく日本でリアル開催はありません。新潟県外の方もどうぞお見逃しなく!JR新潟駅直結会場で開催ですから、アクセス抜群ですよ!

詳細・受付はこちらから

www.aromaicca.com

もっとアロマテラピーを知りたい!という方、ぜひご一緒しましょう。 

【レポ】20180701AEAJアロマテラピーアドバイザー認定講習会&アロマハンドセラピスト基礎、開催しました

 長岡市初のAEAJ認定教室 アロマテラピースクールまいか さのです。

7月1日(日)猛暑の中、AEAJ資格認定講座を開催いたしました。参加くださった方、ありがとうございました!

当スクールは会場として、まちなかキャンパス長岡を使うことをAEAJから公式に承認されています。

長岡駅からも徒歩5分程度、地下駐車場も使えてお車でお越しの方にも便利です。

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午前中は、アロマテラピーアドバイザー認定講習会。

アロマテラピーを安全に健全に伝えていただくためのAEAJのポリシーをお伝えします。その中でも大切にしているのは

  • 「AEAJではなぜ、そう言っているのかいるのか」と考えること
  • アロマテラピーの知識を「知っている」と「説明できる」のギャップ
  • お固くても眠くならないこと!

テキストの課題、ぜひ色んなパターンでシミュレーションしてみてくださいね。説明する様子をスマホで自撮りするのも、いい練習になります。ぜひお試しください。


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アドバイザー認定講習会にご参加くださったお二人。3時間お疲れ様でした!

直近の申請締切りは7月10日です。お手続きされたら、豊富な動画コンテンツをご活用ください!

 

午後からはアロマハンドセラピスト基礎編。

座学で解剖生理学を知ると、手技の意味や、ひとりひとりに安全に無理のない施術をする大切さが理解できます。

実技は、AEAJ標準手技動画を見ながら、実際にトリートメントする様子も録画しながら行います。動画はおさらい用に受講者の方へ限定配信していますから、自宅に帰っても練習できます。

「もっと強くするのかと思っていましたが、こんなに軽くていいんですね」

「ものすごくゆっくりなんですね」

「見ているだけでなんだか気持ちよくなって眠くなります」

そうそう!わたしもそう思いました。セラピスト手技との違いは、AEAJボランティア部会で学んだこと。力を掛けることは簡単だけれど、抜くことは案外難しいもの。なので、はじめにお伝えしています。


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今回のアロマハンドセラピスト講座は、10年前にアドバイザー資格を取得してからライフステージが変わり、ひさしぶりにアロマの世界に戻ってきた方と、今年5月に検定合格された方とがご一緒でした。

応用編までの間に、5回以上の実践をおすすめしています。18日お待ちしておりますね。

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 アドバイザー講習会で話したこと、

アロマハンドセラピスト講座で話したこと、

アロマテラピーのこともっと知りたいな」って思うきっかけになれば、とても嬉しいです。

 

アロマテラピースクールまいか公式ホームページにスケジュールと詳細を紹介しております。ご興味とご予定が合いましたら、ぜひご一緒しませんか?

アロマテラピーアドバイザー講習会

www.aromaicca.com

アロマハンドセラピスト資格対応講座

www.aromaicca.com

【ちょっと寄り道】和島ラビットファーム@新潟県長岡市和島(旧島田小学校前)

 出張専門アロマ講師 aromaicca さのです。

今日は仕事帰りにラビットファームさんに寄る気満々でお出かけ。

そしたら、仕事先でオーナーさんに偶然お会いしてびっくり。

「あら、さのさん!」って声かけていただけて嬉しかったです。

今年はいつもの2割程度しかないから、とラベンダーまつりはないそうですが、「どうぞ摘んでってね」っておっしゃっていただけたので、行ってまいりました!

ああ~、きれいに咲いている畝が残ってる!うれしいなぁ~

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枯れてしまったように見える株からも、若い枝が伸びて花を咲かせていて感激!脳内に「花は咲く」が流れます。

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…と、ラベンダー摘み取りにいらした方が、もうおひとかた。「ここのラベンダーが一番好きなの!」とおっしゃっていました。少しおしゃべりしたら、同じく「ハーブ枯らす組」ということが判明!大笑いしちゃいました。ご了解を得て後ろ姿を撮らせていただきました。

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本当はずーっと1列、きれいにラベンダーの株があったのですが…

 

それでもオーナーさんが諦めずに、お世話して、そして残った子たちが育って花をつけてくれたのでしょうね。ちょっと涙ぐんでしまいました。

 

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接写が下手で伝わらないかもですが…カマキリさんがいます。

クモや、アマガエル、ニャンコもいました。

ニャンコさんには警戒されて写真撮れなかった…


1時間ほど、汗だくになり、草取りながらの摘み取りをしました。

帰りにご一緒した方から、お福分けのブルーベリーをいただきました!うれしい!大粒で甘酸っぱくて美味しいですよ。道の駅わしま良寛の里で販売されてるそうです。ナマだけでなく、ジャムなど加工品も販売しているそうです。ぜひお立ち寄りを☆

そうそう、道の駅わしまといえば、ガンジー牛乳ソフトクリームも外せませんね!

 

 

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ごっちゃに摘み取ったラベンダー。

フランスでリアノン先生が教えてくださった「形をみて、ラベンダーの種類を見分ける」の復習をしています。種類ごとにリカロマminiでハーブウォーター蒸留してみようと思います。(量足りるかな…)

 

ラベンダーは敢えて開いている花を摘んできましたが、自宅に持ち帰ったら花穂が閉じてました。開いたり閉じたりするのかな?植物にお詳しい方、教えていただけましたらうれしいです!

アロマハンドセラピストになるには?:Step2AEAJ認定アロマテラピーアドバイザーになる

新潟県長岡市初、JR長岡駅から徒歩5分のAEAJ認定スクール アロマテラピースクールまいかです。

 

AEAJ資格をまだ持っていないけれど、アロマハンドセラピストになりたい!

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引用元:AEAJ公式サイト 緑のエプロン着用している左側が当スクール講師です)

 

資格取得までのステップ

  1. アロマテラピー検定1級を申し込む。
  2. アロマテラピー検定1級を受検する。
  3. アロマテラピー検定1級に合格通知を受け取る。
  4. AEAJ入会手続きをする。
  5. 認定スクールでアロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講する。(3時間)
  6. 履修証明書をAEAJに送付。(2018年7月10日消印有効)折り返しの指示に従って登録手続きをする。(9月アドバイザーとして認定)
  7. 認定スクールでアロマハンドセラピスト資格対応コースを受講する。(標準5時間、当スクールは6時間)
  8. 履修証明書をAEAJに送付(~2018年10月末)後、折り返しの指示に従って登録手続きをする。(12月アロマハンドセラピストとして認定)

2016.9.9.の記事では1~3についてお伝えしました。

aromaicca.hatenablog.com

 

今回は4.~6.についてお伝えいたします。

4. AEAJ入会手続きをする 

アロマテラピー検定1級は終身資格です。入会も必要ありません。個人レベルで楽しむにはこれで十分かもしれません。

でも自分が「これ、いい!」と思ったことは、もっと知りたい、他の人(社会的第三者)に伝えたい、と思いませんか?

そんな方はお手続きされることをオススメします。

 

入会のメリット

  • アロマテラピー保険に自動的に加入される。
  • エビデンス(科学的裏付け)のある最新情報や、アロマに関するホットトピックスをネットや機関誌で入手できる。
  • アロマチャンネル(動画)で学びを深めることができる。

入会費10,000円(初年度のみ)、年会費12,000円。

これを安いととるか、高いと感じるか。それは人それぞれでしょう。

5. 認定スクールでアロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講する。(3時間)

AEAJ直接開催(2月、8月)、スクール開催(スクールによって随時)の二通りあります。

内容、受講料はいずれも同じですので、最寄りのスクールで受講すれば、交通費がかからずに済むのでおトク。ぜひ最寄りスクール探してスケジュール確認してみてくださいね。

アロマテラピーアドバイザーとは

AEAJアロマテラピーアドバイザーは、プロフェッショナルの第一歩。社会に正しく安全に健全にアロマテラピーを伝える門番のようなもの。

アロマブームとはいえ、安全な使い方を知っている人、合成香料との見分け方はまだまだ多くないようですよ。(参考文献:2014.7.2付AEAJプレスリリース pdfファイル)

 

講義内容:アロマテラピーアドバイザー 標準カリキュラム(共通)3時間

1. アロマテラピーアドバイザーについて

アロマテラピーを安全に楽しむ方法を第三者に伝える上で必要となる、精油や植物油の基礎知識を学びます。

2. アロマテラピー関連法規

医薬品医療機器等法(薬機法)、あはき法、獣医師法製造物責任法景品表示法などアロマテラピーにかかわる法律について学びます。

3. 公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)

AEAJとその活動内容について学びます。

「楽しい」だけじゃないアロマテラピーを、いやというほど(苦笑)叩き込まれます。安全第一・法令遵守をモットーとしているAEAJならではのお堅い講義です。

「つまんない」と思われてはわたしもつまらないので、「なぜおかたくあらねばならないのか」ということについても、当スクールではお伝えしています。

6. 履修証明書をAEAJに送付し、折り返しの指示に従って登録手続きをする。

講義後、主催スクールが発行する履修証明書に、必要事項を記入・写真貼付(会員証に入るのでぜひ会心の1枚を!)して、AEAJ宛に送付

レターパック・簡易書留など、配送状況を確認できるものがおススメ)

(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマテラピーアドバイザー | 取得方法・申し込み | 認定スクール開催アドバイザー認定講習会

折り返し、資格登録手続きに関する書類が返送されるので、指示に従って登録手続きを済ませると、四半期ごとの締日にしたがって、資格証兼会員証(写真入り)が送付されます。

アロマテラピーアドバイザーに関してよくいただくご質問

入会してからでないと受講できない?

AEAJ主催では、入会→受講の流れが必須です。

当スクールでは、年度変わりに受講したいというご要望がある場合、上位資格受験予定などを鑑み、ご相談に応じています。

とりあえず認定講習会受講してから入会、登録申請まで考えたいけれど?

履修証明書は受講後、5年間有効です。

有効期限内に登録していただければ無駄にはなりません。

アドバイザー資格でレッスンやセラピーをやってはいけないの?

国家資格ではなく民間資格なので、個人の判断です。

ただ、自分のやろうとする活動が資格に適合しているか、アロマテラピー保険が適用されるかどうか?その責任を負えるのか?ということはよくお考えになったほうが、お客様とご自身の安全を守ることになると、私は考えています。

なかなか出かけられません。自宅で受講させてもらえませんか?

AEAJ認定カリキュラムは、協会で承認された会場で開催することになっているため、それ以外の場所での開催は現状不可となっています。

各スクールは、認定スクール申請時に、部屋の広さ、設備などについて、「学習にふさわしい場所かどうか」、きちんとチェックを受けています。

当スクールでは、まちなかキャンパス長岡をお借りしています。

「出かけられない」という理由は人それぞれと思います。どうしたら、でかけられるか、ご家族の協力を得る、社会サービスを利用するなど、この機会に考えてみるのも、今後のご活動を考えるうえで、有用かもしれません。

 

次回アロマテラピーアドバイザー資格認定講座開催予定

当スクールでの開催予定はこちらでご案内しています。

1級合格してからずっとアドバイザーのままで間が空いたという方も、タイミングが合いますように^人^

www.aromaicca.com

 

アロマテラピーアドバイザー資格取得後のステップ3については、次回の記事をどうぞ!

【長文:ゆっくり丁寧にお読みいただけたらうれしいです】とある精油輸入代理店さまからのお便り

フランスアロマテラピーの真髄を知る!アロマトローグ栗栖智美氏によるメディカルアロマ塾中級2018新潟夏の陣 IPAP新潟セミナー事務局さのです。

今日のブログは、長いです。

※この記事は、特定のメーカーや団体を推奨したり非難しているわけではありません。あくまでもニュートラルに、感じたことをそのまま書いたものです。ご了承ください。

 

智美先生セミナーのご案内を、まだお会いしたことのない新潟県内のアロマ講師・スクールさま、AEAJ機関紙に広告を出されているアロマスクール・代理店さまあてにお送りしました。

不躾にも程がある、と思われてもいい、とにかくアロマテラピーの現状に危機感を持っていらっしゃる方に届きますように。その一心でした。

すると…

精油輸入代理店さまから返信をいただきました

ほどなくして、1通のメールが届きました。とある精油輸入代理店をされている方でした。ご了解を得て、ブログでご紹介します。御本人からも「ぜひ多くの人に知ってほしい」とのことでした。

以下引用です。

 

興味のある方の講座ですね。

ただ、遠方ですので、伺うことができません。

 

私も家族も、フランス人と接する機会の多い環境におりますが、

最近ようやく、アロマを好きなフランス人に出会うようになりました。

しかし皆さん、アロマは香りとして求めており、メディカル使用する人に出会ったことはありません。

 

先日も銀行で出会ったフランス人の若い夫婦に、アロマの話をしますと

え??ああ、コスメティックだね、と言っていました。

日本で見聞するフランスのアロマ事情とは異なっています。

日本のほうがアロマをメディカルに求める方が多いのではないか、とわたしは想像してしまいました。

しかし、現地の方のフランス事情を実感しておられる方は、それは違う、と言われるでしょうね。

あるイベントで出会ったフランス人の業者は、そんなことはない、病院でもよくつかわれている、と話していましたが

業者ですから、それを信じることはできませんでした。

 

ただし、わたしは、フランスで活用されているかどうかなどは、それほど重要とは思ってはおりません。

本物の精油を見つける感性をどのようにして磨くことができるか、

また、それをどのようにして正しく使うか、などを私は求めています。

 

良い講座となられますように、祈っております。

 

そうなんです!わたしは「フランス式」「メディカルアロマ」に興味があるというより、「本物の精油を見つける感性をどのようにして磨くことができるか、またそれをどのようにして正しく使うか」まさにそれを求めているのです!だからこそ、智美先生のお話を多くに知ってほしいと思ってご案内したのです。という趣旨と、貴重な情報に対するお礼を申し上げたところ…

 

わたしは、恐る恐るメールしていました。

あたたかいお返事をいただき、ありがとうございます。

 

少しホッとしました。フランスよりもイギリスのほうが盛んなのかもしれない、と思っていますが。

でも、イギリスのことは知りません。

フランスはやはり保守的です。

わたしは、20年以上前にP社社長の東京と大阪2日間ずつの第二回目の講座のテキスト翻訳と通訳をして

アロマテラピーを知りました。

このころから、メディカルアロマの言葉が普及始めたようです。

それから、業者は「フランスでは」、「フランスでは」、と宣伝を始めました。

また、成分表のない精油は粗悪品と決めつけるようになりました。

しかし、ヨーロッパの業者は、成分表をあまり評価しませんし、日本のそのような状況を斜めに見ている人達が多いようですよね。

 

私は「フランス」「ケモタイプ」「成分表」などという言葉が商売の道具にされていると感じ、アロマの世界(商売)から離れた時期があります。

そのうち、ある医療機関の方から、上質の精油があるから輸入だけをしてほしい、と頼まれ

オーストリアのDrエバーハルト社の輸入業務に携わるようになりました。

 

3、4年前だったと思います。フランスやヨーロッパのアロマ事情を輸入元のDr.エバーハルトに問い合わせました。

すると、彼はフランスアロマテラピー大全の共著者P医師と面談し、話を聞いたそうです。

すると、

医者は診察で、数分しか患者と接することができない、したがって精油を処方するなど不可能である

アロマの話をするのは看護師だ、と話したそうです。

すると、これは日本の状態を同じだ、と思いましたし、日本のほうが関心を持つ医者がより多いのでは、と思ったものです。

オーストリアEU)では、精油をコスメに使うことは許可されていますが、医療での使用はかなり制限されているように思います。

 

現在のフランスではどのようになっているのでしょう、健康保険も日本とは違うシステムです。

薬屋で購入した領収書を区役所に知らせて、支払ったお金が還付される、ので、日本の健康保険システムとは違うように思います。

このシステムについて、聞いていただきたいのですが。

 

どうしてこんなことになるのか、というと、精油を1本売っても、利益が数百円です。つまり、精油の販売ではもうからないのです。

そこで、粗悪な精油を安く輸入して、高く、大量に販売する、そんな業者がうようよいます。

 

このような状況が続いていくと、アロマテラピーがすたれていきます。

身体によい、と言われて精油を購入しても、蓋を開けると数ヶ月で香りが薄くなったり、油臭くなる精油が多いです。

すると、なんだ、アロマなんて効かないじゃないか、ということになります。

そんな残念な事態にならないように、皆様、どうぞがんばってください。

 

Drエバーハルトではアロマテラピー中医学を融合させた理論を展開しています。

いつか、関心をお寄せいただけますと、幸いです。

 

どうぞ、本当の姿をお皆さんにお伝えいただきたい、と願います。

 

(ごめんなさい、わたしはもう74歳ですので、ちょっと失礼な文章を書いているかもしれません・・・)

 

 なんですって!ちょうど私が今読んでいる本に出てくるかたのお名前がズラリ。

しかも人生の大先輩!行間からもアロマテラピーへの愛と、以前アロマ業界のウラをよく知る友人から聞いた精油の品質に関する話や、私の感じる違和感と危機感を同じくしていらっしゃる。「他にも同じように、日本のアロマテラピーを憂いているひとはいるので、ぜひこの大事なお話を、智美先生とブログを通じて多くの方に知ってほしいと思うので、公表をご了解いただきたい」、とお願いしましたところ、

すごいです。

同じ考えの方がいらっしゃるのですね。それも多くおられる、と伺い、非常に力になります。

どうぞ、私のメールや情報はお使いください。どんどん皆さんに広めていただきたいです。

 

成分至上主義の現在のアロマテラピー界では、私は異端児だろう、と思ってきました。

それが、同感してくださる方と交信ができて、私の方こそ感激です。

 

成分表は、弊社の精油にも添付しています。しかし、添付するまで大変でした。

Dr.エバーハルトは非常に頑固な人ですので、成分表の提示には批判的でした。出せないというのではなく

提示することに意味がない、日本の成分表一辺倒の姿勢がおかしい、と半ばあきれられていました。

しかし、成分表がないと、粗悪な精油とおもわれます。

 

エバーハルトは、精油の姿は、成分だけを見てもわからない。りんごのひとかけらを食べて、ああ、すべての栄養を口にした

といえるか、と話していました。そして、成分表は、精油の一部の情報に過ぎない、と主張します。

それは、成分表には主要成分が記載されているのであり、成分すべてが記載されていない。

100~200種類以上もある成分すべてが記載されているのではない、微量成分などは無駄なものではない。

微量成分が精油に力を与えている場合もある。

すべての成分、微量成分まですべてを同定できる科学者は世界に10人程度しかいない。

成分から精油を見るのではなく、精油そのものを、全体を見てとらえなければならない、と主張します。

そこで、精油を感じる感覚が最も重要視しなければならない、と私は考えるに至りました。

 

そして、精油の香り感じる感覚が、成分よりも重要である、と考えています。

ところが、最近、メディカルアロマと唱える方々は香りよりも成分と主張される方の存在を知りました。

 

アロマテラピーから香りを取ってしまったら、何がアロマテラピーと言えるのでしょうか、とその意見には反発しました。

Drエバーハルトの精油は香りが高く評価されています。深い心にしみる香りが、私は本物だ、と思っています。

 

誠実に作られた精油は熟成します。弊社には、7年ほど前に蓋を開けた精油と13年前に蓋を開けた精油がございます。

クラリセージ、イランイラン、ジュニパー、ゼラニウム、ローズなど。

 

これらの精油を展示会では並べて皆さんに嗅いでいただきます。

ほとんどの方はびっくりなさいます。どうしてこんなに良い香りなのか、酸化はしないのか、などの質問がでます。

 

確かに酸化します。しかし、酸化は劣化ではない、とDr.エバーハルトは言います。熟成していく

つまり、高級ワインと同じ工程をたどる、というのです。

 

数年前にクラリセージをイベントで並べていて、あまりにも古いものを置いていると馬鹿にされると思い、

新しいクラリセージのふたを開け、嗅ぎました。古い方がよっぽど良い香りでした。そこで、エバーハルトに

今回のクラリセージの香りは良くない、とクレームのメールを出しました。

すると、それは熟成していないからだ。少し蓋を開けていると良い香りになるよ、というのです。

そこで、1日だけ蓋を開けておきました。確かに香りがよくなりました。

フランスのラベンダー畑のふもとのお店でも、そのようなことを聞いたことがあります。

お店で、ラベンダーを嗅いでいたら、店員がそれは取れたばかりだから香りがよくないよ

少し蓋を開けて置いたら良くなるから、、、というのです。

Drエバーハルトの言葉は、間違えでない、と思ったものでした。

 

フランスの蒸留所にいらしたのですね。

弊社の所属します日本アロマセラピー学会の方も何年か前に蒸留所に行かれました。

そこで、日本に出ている精油のほとんどはほとんどよくない、と言われたそうです。

 

Dr.エバーハルトも現在の蒸留所の実態を憂いています。

蒸留所で様々な不正が行われている、というのです。

 

ラベンダーなどは40~45分ほどが蒸留の時間なのに、半分の時間、つまり20分ほどで蒸留をやめているところがほとんどだ

これでは、成分は90%しか取れない精油が出来上がる。つまり10%の成分が捨てられている。

ミルラなどは76時間と、昔から蒸留時間が決まっていたが、現在は、人間の都合の良いように精油が作られている、と言います。

ユーカリは、シネオールが80~85%含まれた精油が本物、と言われます。

このシネオール80~85%を取り出すためには、テクニックがあることはご存知ですか。

ユーカリを高温で短時間で蒸留するそうです。すると、シネオールは規定通り取り出せます。

しかし、そのほかの、微量成分はなくなってしまう、ということです。

このほかにも様々な不正が行われている、とDr.エバーハルトは言います。

ラベンダーの蒸留時間については、以前、翻訳家の高山林太郎が1時間半蒸留しなければ本物の精油は取れない、と

ブログで書いていました。これは、Drエバーハルトと異なる意見ですので、質問してみました。

1時間半は長すぎる。自分は蒸留の現場に30年ほど立ち会ってきている。40分から45分で蒸留すると優れた精油が採れる、

という返事が来ました。弊社のラベンダーの香りはいつも高く評価されますので、私は、Drエバーハルトの言葉を信じています。

 

弊社は、昨年環境協会に入会しましたし、営業活動もあまりできていません。また、お店もありません。

このため、知名度は低いです。BABジャパンのセラピスト6月号で、少し紹介されています。

ごめんなさい。長いメールになってしまいました。

でも、同じ考えの方に出会えて、とっても光栄でした。

 

記事についての画像ファイルを添付していただきましたが、ここでの公開はBABジャパンさまの著作権抵触になると考えましたので、申し訳ありませんがそれは控えます。

セラピスト 2018年 6月号

セラピスト 2018年 6月号

 

 購入された方は、お手にとってさがしてみてくださいね。

 

精油は農産物

いつも講座でお話することです。

植物・土地・気候・植物の作りて・蒸留技術・ボトリング・保存状態・代理店・利用者。それぞれのフェーズに不確実性、ゆらぎがあります。すなわち、ワインのように、お米のように、それぞれ違う。

農業県に住むものとして例えるならば、異なる生産者が同じサイロに投入する集約型大規模農業JAと、わたしが携わっている里山のたった2枚の田んぼ(無農薬無肥料)。産業としても、出来上がった生産物としても、全く別物であることはわかります。たとえ同じ長岡市内であったとしても。

だから昨年フランスツアーにでかけて、本当に精油の品質に拘るのなら、究極は自分で栽培して自分で抽出することだろう。でもそれは現実的ではない。ならば生産者に会いに行き、その流通について聞くことやポリシーを尋ね、なにより香りに納得した上で購入し使用するのが妥当だろう、という自分の中での結論になりました。

成分表は、安全性や特徴、使い方の判断をするために参考にする程度です。蒸留時点・分析時点・使用時点。それぞれで変化しているはずですよね?

わたしが成分表を見てなにを考えているか、知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

aromaicca.hatenablog.com

意外かもしれませんが、薬理作用は禁忌事項を気にするくらいです。それも、わたしが精油は薬とは違うということを十分知っているからだと思います。薬ではないけれど、なにか身体と心に働きかけてくれる素敵な香り、それがアロマテラピーと思っています。

どのように精油を選べばよいのか?

わたしは特定のブランドの精油だけを使うことはしません。「何がおすすめですか」とよく聞かれますが、あなたの嗅覚に聞いてください。とお答えします。

使用する目的・予算・かおり・安全性への配慮(ドロッパー・セーフティロック仕様など)を全体で判断して選んでいます。

とはいえ、いかんせん、地方なので東京のようにあれこれ比較してまわる事もなかなか難しいでしょう。

ではどうやって、香りに対する感性を磨くのか?

一つの方法としては、同じ植物で異なるブランドの精油を買い揃えてみる、というのもアイディアかもしれません。

全部買うのは大変?それならAEAJをはじめとしたイベントに参加して一斉に嗅ぎ比べてみるというのもアイディアでしょう。

あとは、直接生産者・蒸留者に会いに行く、という方法もあります。最近は和精油の国内蒸留所も注目されています。小さな蒸溜所ほど、常時見学可能なところは難しいかもしれませんが、情報を集めることはできます。そんなときも、協会機関紙や、フレグランスジャーナル社さまのアロマトピアが参考になります。

 

最後に、わたしから送ったメールを。

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思いのこもったメールをありがとうございます!

ちょうど予習として、フランスアロマテラピー大全を図書館で借りて読んでいるところだったので、名前を拝見してびっくりしました!

 

大先輩からのお言葉、またまた感激しています。

お言葉ひとつひとつに、頷きながら拝読しました。

 

昨年、フレグランスジャーナル社主催のフランスアロマテラピーツアーで蒸留所見学に参加しました。

そこで真摯な生産者の方々の声を聞き、成分表や効果効能だけにこだわりすぎることに疑問を持ちました。

 

(しかもそのわりには、成分の意味や性質を理解していないひとのほうが多いように見受けられるのはなぜでしょう…

保証書がわりでしょうか。なんのための精油の化学か、という話を時々セミナーしています。)

 

日本のアロマテラピーの現状を嘆いているひとはたくさんいますし、

このままではダメになる…という関係者の悲観的な声も聞きます。

 

だからこそ、地方の微力な存在ではありますが、【情報も精油も、本物を見極める】ことで、この素晴らしい先人の知恵を、私達の世代で終わらせないように、守りたい。

アロマ歴もまだまだ浅いひよっこですが、そんな気持ちでおります。

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引用ここまで。

 

そんな気持ちのひよっこ講師が、生意気にも気合いで招致開催ご案内しております【新潟夏の陣】

フライヤー写真:フランスアロマテラピーの真髄を知る!アロマトローグ栗栖智美氏によるメディカルアロマ塾中級2018新潟夏の陣

フランスアロマテラピーの真髄を知る!アロマトローグ栗栖智美氏によるメディカルアロマ塾中級

フランス式に安全に楽しみたい方も、純粋に香りを楽しみたい方も、知っておきたい知識が満載です。

アロマが好き!もっと知りたい!という大きな目的を持ち、協会や資格の枠を越えて、ご一緒できましたならば、幸せです。

代理店様との一連のやりとりで、智美先生に質問したい事柄も増えました。

たくさんの方と出会えることを、楽しみにしております!新潟夏の陣に関する詳細とお申込みは下記からどうぞ。

www.aromaicca.com

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