おとなの学びなおしをご一緒に、アロマテラピースクールまいかです。
AEAJ30種の精油のうち、日本で医薬品として2022年3月に発売されたものがあります。ご存じでしょうか?
西洋ペパーミント精油を原料とした、要指導医薬品コルペルミン®(ゼリア新薬)です。
https://www.zeria.co.jp/colpermin/
昨年末インスタに投稿していたけれど、ブログに考えをまとめていなかったことに気づきました。
薬局薬店で購入できますが、必ず薬剤師が対面で情報提供・指導する要指導医薬品です。ドラッグストアで誰でも手に取り自由に購入できるものではありません。
ペパーミント精油について
ペパーミント精油の主成分は、ℓ-メントールです。
ペパーミント精油は、ℓメントールの冷感作用により暑さ対策や伝統的な書籍記述として虫よけなどとして主に夏場や花粉症の時期に、身近なお悩み解決レシピがさまざまなメディアで紹介されますが
- 3歳以下の小児に使用しないこと
- 神経毒性・粘膜刺激がある
など、使い方に注意が必要な精油です。
精油の飲用と医薬品承認について
医薬品として承認されるまでのプロセスを知っているからこそ、精油を安易に飲んだり飲むことを勧めたりしない、というのは変わらぬスタンスです。
精油が医薬品として承認された=精油は飲んでもいいもの、ではありませんので、くれぐれもご注意ください!市中で販売されている精油を医薬品と同等に扱えることはありません。
水や飲み物、食べ物に混ぜるのはNGでカプセルに入っていれば大丈夫、とかそういう問題じゃないですから、そこも短絡化させないでくださいね。
医薬品として承認されるには、品質管理・製剤・臨床試験が必要です。
さらにコルペルミンは要指導医薬品なので
対象:すでに過敏性腸症候群の診断がついている人
販売方法:処方箋不要。薬局薬店で購入可能だが、薬剤師の対面による指導を伴う販売が必要(取り扱い販売店そのものが限定されている)
と、一般的なドラッグストアで誰もが簡単に手に入れられるものでもありません。
※添付文書
https://www.zeria.co.jp/colpermin/assets/img/common/pdf/corpermin_leaflet2.pdf
精油が薬になるまでは、承認という高いハードルをクリアすること
販売も簡単ではないこと
少しでも伝わればうれしいです。
そして、アロマテラピー本来の、アロマテラピーだからこその楽しみ方
香りだけでも安全に、楽しむことができるということにもっと価値を見出してくださる方々が増えたらいいなぁと願っております。
以上、元製薬会社研究員としての視点からまとめてみました。
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